架空国家を作ろうの1.1世界線です

概要

ZV-3は第四連邦海軍が運用する第三世代の近接防御火器である。前任者のZV-2の設計思想を引き継ぎ、短SAMと機関砲により幅広い防空火力を提供することを目的としている。

能力

ZV-3A

ZV-3Aは主にフリゲートやコルベットなどの小型艦への搭載を目的に開発されたモデルである。システム全体の重量はおよそ9000kgである。
ZV-3Aは6連装のミサイルランチャー2基と、6砲身23mm機関砲1基を備える。
ミサイルランチャーからは「Z-15」短距離艦対空ミサイルを発射する。「Z-15」はパッシブレーダーホーミングと赤外線画像誘導によって誘導される撃ちっ放し式の艦対空ミサイルである。艦のESMシステムで敵対艦ミサイルのアクティブレーダーシーカーの発する電波をとらえてそこに向けてパッシブレーダーシーカーを起動しながら飛翔、その後赤外線画像誘導に切り替えて突入する。高機動かつ高速なミサイルであるため、命中率はかなり高いとされる。
「Z-15」の迎撃をかいくぐった目標に対しては、6砲身23mm機関砲が射撃を行う。この機関砲はタングステン弾芯の23×115mm弾を使用する。発射レートは設計上は最高で10000発/分だが、弾丸の消費を抑えるため、4000発/分、6000発/分、8000発/分のいずれかで射撃が行われる。発射レートは飛翔速度や目標サイズから目標の脅威度を判定するシステムによって自動的に決定される。

独立した迎撃を達成するため、システムは捜索用レーダー、火器管制用レーダー、光学照準装置、ESM装置の4つのセンサーを備えている。なお、独立した迎撃が可能というだけで、艦から発射の制御などを行うことはもちろん可能で、艦のレーダーやESM装置などを用いて敵のミサイルの位置をあらかじめ捕捉しておき、射程内に入ったと同時に即座に射撃を開始することも可能である。捜索用レーダーはXバンドを、火器管制用レーダーはKuバンドを使用する。ZV-3の2つのレーダーは別々の送信機を有するため、捜索中追尾能力がある。これを補佐するのが光学照準装置とESM装置で、これによって「Z-15」ミサイルのオフボアサイトでの射撃も可能である。これらのセンサーにより、艦に接近するミサイルを20~30km周辺から発見することが可能とされている。発見した目標は脅威度を判定した上で迎撃の優先順位が決定され、優先順位が高いものから順に迎撃を行う。

ZV-3B

ZV-3Bは主に空母や巡洋艦や駆逐艦などの中~大型艦への搭載を目的に開発されたモデルである。システム全体の重量はおよそ14400kgである。
ZV-3Bは12連装のミサイルランチャー2基と、6砲身30mm機関砲1基を備える。
ミサイルランチャーからは、A型と同様に「Z-15」短距離艦対空ミサイルを発射する。
「Z-15」の迎撃をかいくぐった目標に対しては6砲身30mm機関砲が射撃を行う。この30mm機関砲は使用する弾薬に特徴がある。
30mm機関砲の弾薬ベルトには、時限式破片効果弾と従来の徹甲焼夷弾が2:1の割合で混合されている。時限式破片効果弾は、発砲時に初速を測定すると共に、目標の未来位置、砲口初速から信管の最適作動位置を入力するもので、平均して目標に対して5m圏内での炸裂が可能である。炸裂と同時に、破片となった弾殻及び弾丸内部の3.5gのタングステンペレットおよそ120個が打ち出され、敵のミサイルの機能を損傷させる。発射レートは6000発/分で固定されている。

センサーなどはZV-3Aと同等である。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

国際社会・各種データ

国際機関

軍事同盟

国際イベント

各国データ

宇宙

宇宙

人物

人物

その他

歴史・設定

歴史

メンバーのみ編集できます