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シトラルテペトル級航空母艦
要目
全長288m
全幅72m
水線幅35m
喫水9.6m
排水量45000t(基準排水量)
54000t(満載排水量)
速力30ノット
乗員2000名
搭載兵装遠隔操作式30mm機関砲6基
533mm8連装垂直発射装置32セル
近接防空ミサイル用11連装ランチャー6基
搭載機数戦闘機24機
早期警戒機3機
哨戒ヘリ12機
輸送ヘリ2機
捜索救難ヘリ2機
(定数、戦時は任務に応じて変動)
機関方式ギアード・タービン方式

概要

シトラルテペトル級航空母艦は、第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍海軍が運用する通常動力型航空母艦。建造当初は「大型航空巡洋艦」と呼称されていたが、1番艦就役後の2016年より「航空母艦」に艦種が変更された。人民解放軍海軍初のCATOBAR式航空母艦にして同海軍史上最大の戦闘艦艇で、2000年代以降の同国海軍の近代化と外洋海軍への成長を象徴する艦艇となっている。グアダラハラ級ヘリコプター巡洋艦や大型航空巡洋艦「ツァポテペトル」の後継艦として人民解放軍海軍の対潜部隊の中核となる艦艇であり、多数の哨戒ヘリコプターによる持続的な対潜作戦と、早期警戒機と多数の戦闘機による艦隊防空作戦を同時遂行することが可能とされている。

能力

装備

C4ISR・データリンクシステム
シトラルテペトル級は第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍海軍の対潜部隊の旗艦として中核を担う大型艦艇であり、通常の戦闘艦艇が備える戦闘指揮所ないしは統合指揮所といった自艦を指揮統制するための設備のみならず、旗艦として任務群を指揮統制するための任務群司令部や、各種情報を収集・分析し任務群司令部の意思決定を支援するための情報分析センターなどの司令部機能関係の設備の充実が図られている。

自艦を指揮統制するための設備としては、従来の戦闘指揮所の機能に航海などの様々な機能を付与した統合指揮所を有する。戦術情報処理装置としては、SDC-09を搭載する。SDC-09は、完全オープンアーキテクチャ化・商用オフザシェルフ化された戦術情報処理装置であり、複数のワークステーションによる分散コンピューティングでの情報処理を行うことが可能である。各ワークステーションは、ローカル・エリア・ネットワークを経由して各種センサーや武器システムを統合した機能別のサブシステムと連接されている。

これに加え、就役直後に行われた改修で、新しい情報処理装置であるSDC-15が追加搭載されている。SDC-15は後述するED-16やED-18といったデータリンクによって受け取ったターゲティングの精度の探知情報を、自艦のセンサー情報と融合処理し、それらの情報を元に交戦を可能とする特別な情報処理装置である。この装置はSDC-09戦術情報処理装置に連接され、これによりいわゆるDAIN(海軍統合防空)コンセプトにおけるキルチェーンに参加可能となる。

旗艦として任務群を指揮統制するための設備としては、任務群司令部、情報分析センターが設置されている。任務群司令部は、上級司令部及び任務群の各艦などと接続され作戦階梯で使用されるSCCN(海軍指揮統制システム)の端末を搭載している。SCCNは、艦隊司令部や任務群の構成艦からもたらされる情報の他、他軍種の同階梯のシステムであるSCCE(陸軍指揮統制システム)、SCCFAS(航空宇宙軍指揮統制システム)などとも連接し、ノン・リアルタイムの共通作戦状況図を生成して意思決定に利用することが可能である。情報分析センターは、上級司令部や偵察衛星からもたらされるノン・リアルタイムの情報と、偵察機や任務群の構成艦からもたらされるニア・リアルタイムの情報を元に、任務群司令部の意思決定を支援する。

自艦のセンサーとしては、RMB-11長距離捜索アクティブフェーズドアレイレーダー、RMB-12多機能アクティブフェーズドアレイレーダー、SB-05中周波ソナーシステムなどを搭載している。

RMB-11は、長距離捜索や航空管制を目的とするSバンドアクティブフェーズドアレイレーダーである。これは、2004年より建造されたベニート・フアレス級ミサイル駆逐艦やアカプルコ級ミサイルフリゲートに搭載されるファミリー化されたアクティブフェーズドアレイレーダー、「ミシュコアトル」シリーズの派生型であり同ファミリーの第一世代モデルに当たる。「ミシュコアトル」シリーズは、一辺60cmのアンテナ・モジュールを組み合わせて製造され、艦の規模や用途に応じて柔軟にレーダーのサイズを変更できる。例えば、ベニート・フアレス級では一辺3.6mの正方形状のスペースに36枚のアンテナが、アカプルコ級では一辺2.4mの正方形状のスペースに16枚のアンテナがそれぞれ採用されている。RMB-11では、一辺1.8mの正方形状のスペースに9枚のアンテナ・モジュールを配置し、本級ではこれを艦橋の4面に固定配置している。1枚のアンテナ・モジュールには144個の大型送受信モジュールが配置されているため、RMB-11では1296モジュールが搭載されることになる。最大探知距離はRCS1崢度の目標に対して200km以上、同時追尾可能な目標数は1面につき50以上、4面合わせて200以上とされている。

RMB-12は、ミサイルの射撃管制や着艦誘導などを目的とするXバンドアクティブフェーズドアレイレーダーであり、そのアンテナは2004年より建造されたベニート・フアレス級ミサイル駆逐艦やアカプルコ級ミサイルフリゲートに搭載されたRCIB-05射撃管制用アクティブフェーズドアレイレーダーと共通である。一辺1.5mの正方形状のスペースに3000以上の送受信モジュールが敷き詰められており、本級ではこれを艦橋の4面に固定配置している。射撃管制レーダーとしては、連続波照射により1面につき8個の目標にミサイルをセミアクティブレーダー誘導で誘導することが可能であり、4面合わせて最大32の空中目標にミサイルを誘導可能である。着艦誘導用の対空捜索レーダーとしては、RCS1屬寮鐺機に対して120~130km、RCSが非常に小さいステルス戦闘機に対しても20~25kmから追尾を行うことが可能で、同時に最大100目標以上を追尾可能である。

SB-05は、バウ・ソナー方式で船体に装備される中周波ソナーシステムである。これは、1990年代後半から2000年代にかけて12隻が建造されたエルモシージョ級ミサイルフリゲートの後期型に装備された国産のソナーシステムであり、周波数帯としては6〜8キロヘルツ帯を使用する。最大探知距離はおよそ32kmで、近距離における潜水艦への警戒と短魚雷の射撃指揮に使用される。

通信装備としては、作戦情報をやりとりするための各種衛星回線と、戦術情報をやりとりするための各種戦術データリンク(ED-07、ED-16、ED-18など)を備える。
航空機運用能力
シトラルテペトル級は第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍海軍史上初のCATOBAR式航空母艦にして同海軍史上最大の戦闘艦艇であり、同海軍史上最上級の航空機運用能力を備えている。

発着艦設備としては、長さ288m、最大幅72m、面積約15000屬料環免行甲板を備えている。飛行甲板上には船体中心線に対して9度前後の傾斜を有するアングルド・デッキが配置されており、その全長は約225mとなっている。飛行甲板上には7か所のヘリコプター用発着艦スポットも設けられており、艦尾中央のやや大きな1か所が輸送ヘリ用、アングルド・デッキ上の最も艦首に近い1か所が捜索救難ヘリ用、残るアングルドデッキ上の5か所は哨戒ヘリ用とされている。全てのヘリコプター用発着艦スポットで同時発着艦を行うことも可能である。

固定翼機を発艦させるのには、カタパルトを用いる。カタパルトとしては、ソビエト連邦のマヤークを参考にコピーした蒸気式カタパルトを採用しており、艦首に2基、アングルド・デッキ上に1基の計3基を搭載する。蒸気カタパルトは全長85mで、2秒間で35tの機体を280km/hに加速させる性能を有している。艦首カタパルト制御室とアングルド・デッキカタパルト制御室の2つのカタパルト制御室が設けられており、乗員は完全なNBC防護環境下からカタパルト操作を行うことができる。発艦ポイントの後ろ側には、戦闘機のジェットエンジンが離昇出力時に使用するアフターバーナーの高温で甲板が損傷することを防ぐため、ブラスト・ディフレクターが装備されている。

固定翼機を着艦させるには、艦尾側に装備された4本のアスレティング・ワイヤーと油圧装置からなるアスレティング・ギアを利用する。これは、時速200kmで進入してくる重量22.7t(本級が搭載するC-11戦闘機の最大離陸重量と同重量)の航空機を安全に停止させることが可能な性能を有している。4本のアスレティング・ワイヤーは13.5m間隔で設置されている。また、機体側のアスレティング・フックが故障してしまった場合に備え、クラッシュ・バリアと呼ばれるネット状の強制停止装置を備えている。

格納・整備用の設備としては、飛行甲板の1層下に、全長165m、幅30m、高さ7m、床面積4950屬粒頁叱砲用意されている。ここには、30機の戦闘機またはヘリコプターを搭載することができる。全ての艦載機を格納庫に搭載することは不可能であるため、格納庫は主に整備スペースとして利用される。格納庫後部には、天井クレーンを装備したヘリコプター整備用のスペースが設けられており、最大で8機のヘリコプターに対してローターやエンジンの取り外しといった整備を行うことができる。エレベーターは艦橋の前後に1基ずつ設置されており、そのサイズは15m×20mで、最大で36tの航空機を運搬することが可能な性能となっている。

本級の標準的な搭載機数は、戦闘機24機、早期警戒機3機、哨戒ヘリ12機、輸送ヘリ2機、捜索救難機2機の計43機である。第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍海軍は、本級の最大搭載機数を55機と公表しており、戦時には戦闘機ないしはヘリコプターを12機程度追加搭載することが可能と推定されている。

スキージャンプによって固定翼機を発艦させるSTOBAR式航空母艦であった大型航空巡洋艦「ツァポテペトル」と比較すると、蒸気カタパルトによって固定翼機を発艦させるCATOBAR式航空母艦である本級では固定翼機を連続出撃させる能力が相当向上している。「ツァポテペトル」では、長期間の連続的な作戦行動においては1日40ソーティを維持するのが限界で、非常時でも1日最大60ソーティが限界とされていた。これに対し本級では、長期間の連続的な作戦行動においても1日80ソーティの出撃を維持することができ、非常時には1日最大120ソーティの出撃を行うことが可能と、固定翼機を連続出撃させる能力は「ツァポテペトル」の2倍に達する。
対空兵装
シトラルテペトル級では32セルの垂直発射装置が用意されており、その全てにMBA-09艦対空ミサイルが装備されている。MBA-09は、クアッドパックに対応したコンパクトな艦対空ミサイルであり、1セルの垂直発射装置内に最大4発を搭載できる。このため、本級では128発が搭載されている。その最大射程はおよそ60kmだが、対艦ミサイルのような高機動目標に対する有効射程は25km以内の範囲に制限される。誘導方式としては、中間誘導には慣性航法と指令誘導、終末誘導にはアクティブレーダー誘導を採用しており、撃ちっぱなし能力を有する。このため同時多目標対処能力に優れており、実験においては、海面高度で接近する超音速標的2発を含む12発の対艦ミサイルを撃墜することに成功している。

個艦防空ミサイルの迎撃を掻い潜った敵の対艦ミサイルに対しては、艦の両舷に3基ずつ設置された合計6基のSMAB-12近接防空システムが迎撃を行う。これは、Xバンドの捜索レーダー、Kuバンドの射撃管制レーダー、可視光カメラと熱線映像装置を統合した電子光学照準装置、11連装ミサイルランチャーを統合したシステムであり、システム単体で最大12の目標を同時追尾でき、脅威度が高い目標から順に迎撃を実施する。ランチャーに搭載されるミサイルは、MAA-05短距離空対空ミサイルを元に開発されたMBA-12近接防空ミサイルである。最大射程はおよそ10kmで、パッシブレーダー誘導と赤外線画像誘導を併用して敵の対艦ミサイルと味方の対空ミサイルを識別し正確な迎撃を行えるため、複数発を連射することも可能である。
対水上兵装
純粋な航空母艦である本級では、艦砲や対艦ミサイルといった対水上兵装は装備されていない。港湾への停泊時や出入港時のチープキル対策として、遠隔操作式30mm機関砲を両弦に3基ずつ、合計6基搭載している。30mm機関砲はデュアルフィード設計によって2種類の弾薬を任意のタイミングで切り替えることが可能で、毎分250発の速度で連射可能である。主に自爆ボートといった小型舟艇に対する射撃で利用される。
電子戦装備
シトラルテペトル級では現代の高烈度の戦闘環境で生存するため、SGEB-09艦艇電子戦システムを搭載する。これは、アカプルコ級ミサイルフリゲートに搭載されていたのと同じ電子戦システムであり、脅威電波を探知し、さらに自動で妨害・欺瞞を実施可能な電子戦システムである。システムを構成する各種のアンテナは、艦橋上部に集中配置されている。

SGEB-09は、電波探知装置としてはRARB-09を使用する。これは0.2~2GHzの低周波用アンテナ、2~12GHzの中周波用アンテナ、12~40GHzの高周波用アンテナの3種類の受信用アンテナから構成され、全周360度をカバーすることができる。高感度のアクティブフェーズドアレイアンテナによって、標準的なサイズの対艦ミサイルのアクティブレーダーシーカーの発する電波ならば数十km先から、戦闘機の火器管制レーダーの発する電波ならば数百km先から探知でき、それらの脅威の方角を1~2°×1~2°程度の精度で特定することが可能である。

一方、電子妨害装置としては、SCEB-09を使用する。これは、低周波用、中周波用、高周波用の3種類の妨害アンテナを備えており、RARB-09が探知し、制御コンピューターが分析した脅威電波に対し、自動で効果的な妨害ないしは欺瞞を行うことが可能である。

さらなる対抗手段としては、RARB-09と連動したチャフ・フレアディスペンサーが用意されている。ここからは、従来のチャフやフレアはもちろんのこと、自ら電波を放出して艦の位置を欺瞞するアクティブ・デコイや、投棄式の電波妨害装置を射出することも可能となっている。

設計

船体
シトラルテペトル級では、船体の建造に際してブロック工法を採用している。船体は20個のブロックに分割されており、各ブロックは6か所の造船所で建造され、最終組み立てはベラクルス海軍造船所で行われる。これにより、従来の工法では60か月かかるとされていた建造期間が、1番艦では48か月、2番艦と3番艦では40か月にまで短縮されており、また建造期間短縮によって建造費用も抑えることができている。

竜骨から格納庫までの主船体に10層、飛行甲板1層、艦上構造物に3層の計14層の甲板を備えている。飛行甲板は耐熱塗装が施された強化コンクリート製で、その下には75mmの高強度鋼装甲とケブラー繊維製の内張を備えており、弾頭重量の軽い小型の対艦ミサイルでは貫通不可能となっている。舷側には幅4.5mの空間装甲があり、飲料水、主機や発電機の燃料、航空燃料などを貯蔵するスペースとしても利用される。空対空ミサイルや誘導爆弾など艦載機向けの武装は艦底に設けられた2か所の弾薬庫に格納される。艦底は魚雷の爆発に備え艦首から艦尾まで全て二重底となっており、弾薬庫周辺は高強度鋼、ケブラー、ガラス繊維強化プラスチックからなる装甲が設けられている。主船体は複数の二重隔壁によって18の水密区画に分割されており、そのうち6区画に浸水したとしても浮上航行し続けることができる。各水密区画は、独立した空調システム・NBC防護システムを備えている。

シトラルテペトル級では、季節によってはハリケーンなどの影響により大きく荒れるカリブ海での運用を主眼に置いていることもあり、厳しい環境下でも安定した航空機運用能力を発揮できるよう、船体の設計に当たっては特別の配慮が行われている。数百トンもの錘を船体の左右方向に移動させることによってアクティブに船体の動揺を制御する特殊減揺装置が搭載されている他、艦底には4組のフィンスタビライザーが備えられ、舵にも減揺機能が組み込まれている。これらの機能によって、最大波高6mの海況(シーステート6)であっても航空作戦を遂行することが可能となっている。
機関
シトラルテペトル級では、機関方式としてはギアード・タービン方式を採用しており、4基の蒸気タービンによりスクリュープロペラ4軸を駆動させしる。2010年代以降に就役した第四インターナショナル連邦共和国の艦艇としては唯一の蒸気タービン動力艦となっており、このため機関の整備には専門の訓練を受けた技術者が必要となる。本級で主機に蒸気タービンが採用された理由は、蒸気式カタパルトに必要な蒸気圧を供給するためである。設計当初は、主機にガスタービン機関を採用し、カタパルトは電磁カタパルトとすることが検討されていたが、この計画はあまりにも野心的・冒険的に過ぎるとして断念された。

ボイラーとしては重油専燃型のCB-09が、主機としてはTB-09蒸気タービンが採用されている。CB-09重油専燃缶は8基搭載されており、各蒸気タービンに2基ずつで蒸気を供給する。蒸気圧力は84kgf/㎠、燃焼温度は510度で、1基につき120t前後の蒸気を発生させることが可能である。これにより、蒸気タービンは1基あたり最大50000馬力、4基合計で最大200000馬力を発揮することが可能となっており、最大船速時は30ノット以上で航行することができる。

発電機としては、MGB-08ガスタービンエンジンを原動機とするガスタービン発電機を8基搭載している。MGB-08を原動機とするガスタービン発電機は1基につき最大4.2メガワットの電力を発電することができ、8基で合計33.6メガワットの発電が可能である。

同型艦

艦名起工進水就役
シトラルテペトル
(Citlaltépetl)
2009年10月8日2013年10月26日2016年4月17日
ポポカテペトル
(Popocatépetl)
2011年9月20日2015年1月29日2017年7月14日
イスタシワトル
(Iztacihuatl)
2014年10月22日2018年2月9日2020年8月11日

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