架空国家を作ろう　第1.1世界線

Diiaは、ソビエト連邦情報技術・通信省により開発されたポータルアプリである。行政サービスを簡素化し、市役所へ行くことなくオンラインにて行政サービスの利用することを目的に開発されている。
Diiaポータルアプリでは、平常時では78の行政サービス、戦時では150の行政サービスにアクセスできる。

・銀行口座作成
・本人確認
・召集令状の通知
・24時間報道
・子供番組の配信
・自然災害、戦災などによる被災情報の登録
・行政相談サポート
・行政機関からの知らせ
・年金・保険金・税金・罰金の支払い
・年金・給付金・補助金・奨学金の支給
・クラウドサービスの利用
・寄付サービスの利用
・生活必需品の支給
・学校健診結果の通知
・特定健診結果の通知
・運転免許証・パスポートのデジタル化
・住所変更情報の届出
・資格情報・証明書の登録
・死亡相続手続

最も明白な利点としては、このプラットフォームの利便性である。国民は文書の紛失や破損を心配することなく、一度に多くの書類をスマートフォンやPCに保存でき、必要な時はスマートフォンでアプリを開いて必要な書類を表示・確認することができる。この考えは、公共サービスに関連する官僚や公務員の削減に貢献しており、また汚職の撲滅を推進して政府を常に安定させると思われる。このアプリがリリースされてから、すでに公務員の16%が削減され、数百億ルーブルの節約に貢献し、さらには行政サービスの効率化・透明性・迅速性が向上している。

課題としてはどうしてもデータ漏洩の心配がある。現状のデータ保護は強力ではあるものの、完璧に保護しているとは言えない。データ漏洩の不安を解決すべく、量子暗号通信についての開発が推進されている。