架空国家を作ろう　第1.1世界線

アメリカ正義国、通称アメリカは、その名が示す通り、「正義」を世界に示す事を使命として結成された連邦国家である。
元々は北米大陸で独立を果たした国々の集まりであったが、今やアメリカという国は世界の中心となっている。
アメリカを中心とした多極化が進む世界において、アメリカはその圧倒的な国力を背景に、他の国々と対立している。また、アメリカの軍事力はアメリカ本土に限った話ではなく、世界各地に展開している。
この軍事力は他国に向けられたものではなく、あくまで自国の防衛のためだと言われているが、真実は不明である。

一人称は私。アメリカを主軸とする多極化した世界で、唯一覇権国家であり続けているアメリカ正義国大統領。その任期は三期八年と定められており、現在は四期目である。
彼は元軍人であり、軍から政界へと転身した人物である。

一人称はわし。アメリカを主軸とした多極化した世界で、唯一覇権国家であり続けているアメリカ正義国の副大統領。その任期は二期六年と定められ、現在は五期目となる。
彼もまた元軍人であり、軍からの政界に転身した人物でもある。

一人称はわたくし。アメリカ正義国国務省のトップを務める女性。年齢は二十代後半。長い金髪が特徴の女性。彼女はかつてアメリカの諜報機関CIAに所属していた経歴を持つ。その後、紆余曲折を経て、現在の地位に就いている。
アメリカという国の舵取りを担う者として、非常に優秀な人物であり、その能力は高く評価されている。しかし一方で、その優秀さ故に敵も多い。

一人称はわたし。アメリカ連邦政府における財政を司る役職の人物。年齢はまだ三十代の半ばほど。元は銀行家だったが、後に政治家となり、そのまま財務大臣の座に就いた。
金融界でもトップクラスの家柄の出身だが、彼自身は非常に野心家であり、権力欲が強い。そのため、自分の力を誇示するために様々な施策を打っている。
彼の政策によって多くの経済破綻者を生み出しており、国民の恨みを買っている。

アメリカの自然環境は、極めて厳しいものとなっている。特に内陸部に関しては、他の地域と比べてもかなり劣悪な環境にあると言えるだろう。
特に内陸部の気候は苛烈を極めるものであり、一年を通して最高気温が氷点下を下回る地域もあるほどである。
こうした環境下においては、農作物の栽培は困難であるため、必然的に狩猟に頼ることが多くなる。そして、狩猟を行うには相応の技術が必要であり、狩猟技術を持たない者は生活することすらままならない状況に陥るのだ。
そうした過酷な環境の中においても、アメリカ国民は懸命に生き抜こうとしている。

アメリカには50の州があり、それぞれに州知事がいる。これらの州は各州ごとに独立した自治を行っており、それぞれの州の知事が統治を行っている。
州によっては独自の法制度や文化が存在するため、各州ごとの差異は大きい。
また、州政府はそれぞれ自治権を持っているものの、基本的に中央政府の命令に従う義務を負っており、逆らうことは許されない。

アメリカの主要都市は、まず東海岸に存在するニューヨークが挙げられる。ニューヨークは世界最大のメガシティの一つであり、人口はおよそ250万人にも及ぶとされている。
ニューヨークに次いで有名な都市はシカゴであろうか。人口は180万を超えており、全米では5番目に大きな都市である。
また、ロサンゼルスやフィラデルフィアなどの大都市も存在する。
これらの都市は、それぞれ独自の発展を遂げているため、文化的にも経済的も多様性に富んだものになっている。

アメリカの政治体制は大統領制で、三選禁止の原則が存在している。ただし、現職大統領の四期目については制限がなく、最長三期まで務めることが可能だ。
大統領は任期中に様々な政治的課題に取り組み、それを達成する必要がある。具体的には、国内の諸問題に対する対処であったり、他国との交渉であったりと様々である。
ただ、アメリカの政治は、大統領の任期以外にも特徴がある。それは、選挙が行われるまでの期間が非常に短いことだ。
アメリカ大統領選挙の期間は、おおよそ半年に設定されている。つまり、現職の大統領が次の選挙で負けると分かっていても、半年後には新しい大統領が誕生することになる。
そのため、アメリカの政治は常に流動的であり、その時々の状況によって政権が変わることも珍しくない。こうした状況を指して、アメリカは世界で最も変化の激しい国だとされているのだ。
また、アメリカの政治の特徴として、連邦議会の存在が挙げられよう。
連邦議会とは、アメリカ全土における立法権を持つ機関のことを指す。この議会は、上院・下院の二院で構成されている。

アメリカの経済は、基本的には農業と工業に依存していると言って良い。ただ、この二つの産業において、国内の需要を賄うことは難しい。
そこで、アメリカは他の国々からの輸入に頼らざるを得ないのだが、アメリカ産の商品に関税をかけることで、他国への輸出価格を釣り上げている。このため、他国から輸入される商品は割高な値段でしか買えない状態になっている。
このように、アメリカは自国の生産力に限界があるため、他国からの輸入品に対して高い関税をかけて、自国内での流通量を減じているのだった。
このような現状から、アメリカの国内は慢性的な物資不足に陥っている。特に食料品の不足は深刻であり、アメリカ国内では食料自給率が20パーセントを下回っていると言われている。
そのため、アメリカは他国からの輸入に頼りきっている状態であるが、これがアメリカの国力を衰退させている要因の一つとなっている。

米ドルが流通している。紙幣の種類には、1ドル札、10セント硬貨、50セント硬貨、100セント硬貨、500セント硬貨、1000円硬貨、5000円硬貨などがある。

アメリカ軍の主力兵器は、やはり戦車と戦闘機であろう。特に主力戦車MBTと呼ばれる車両は、アメリカ陸軍のみならず世界各国で運用されている。
一方、アメリカ製の戦闘機としてはF-16A/Bと呼ばれる機体がある。これは、F-15Cの後継機として開発された機体であり、現在では第一線で使用されている機種となっている。
F-16A/Bは、最高速度こそマッハ1.6を超えるレベルであるが、それ以外はF-15Cと大差ない性能を有する機体である。

アメリカの言語は、英語が主流である。しかし、地域によって方言のようなものも存在していて、必ずしも同じ言葉が使われているわけではない。
そのため、アメリカ人同士であっても、互いの言葉を理解できないという事態が起こり得るのだ。

アメリカではキリスト教信者が多い。しかし、その割合は年々減少の一途を辿っており、現在は50%を切る程度にまで落ち込んでいる。
とはいえ、現在でも信仰者数は多く、特に白人は人口の4分の3がキリスト教徒であるという調査結果が出ている。

アメリカ正義国は、白人の国として世界的に知られているが、実はそれだけではない。黒人系、ヒスパニック系の人口も多く、アジア系も比較的多いとされている。
また、他のヨーロッパ諸国からの移民も多いため、多民族国家的な側面もある。

アメリカの文化は、基本的に自由奔放なものであるとされている。ただ、一方でアメリカには人種差別が存在し、これに関する問題も抱えている。

アメリカにおいては、初等教育から高等教育に至るまで、全て無料で受けられるようになっている。
また、高校を卒業した者は、大学への進学を希望することができる。また、大学を卒業した者でも、希望すれば大学院に進学することが可能なのだ。
さらに、アメリカでは職業選択の自由が認められており、何の職に就くかは個人の意思に委ねられている。

アメリカにおいて、最大のエンターテインメントと言えば映画であろう。ハリウッド映画は世界中で人気を博しており、毎年のように新作が公開され続けている。
他にも、ゲームや音楽などを楽しむ人々もいるだろうし、スポーツを好む人もいることであろう。