電子機器 | K-21高性能電子戦装置 |
電子機器 | GH-12対電子戦闘装置 |
電子機器 | BIZ-9対潜戦闘ソナー |
電子機器 | GII-5多目的ソナー |
電子機器 | ARY-6レーダー |
電子機器 | OQQ-12型対機雷戦ソナー |
CIC |
この先進的なCICは、360度に設置されたモニターから外の映像が見られる事や、その構造などから「まるでSFの宇宙戦艦のようだ」とも言われている。
先程あらゆるシステムを統合したと記述したが、それと360度モニターを合わせた機能も搭載されている。それが「拡張現実機能」である。
モニターに映し出された外の映像に、さらにレーダーやソナーなどから得た情報を映し出すことで、状況認識力の拡張や無人機操作が容易に行えるようになっている。
さらにこのCICはNBC対策も艦内で最も徹底されている。艦橋やその他の区画も非常に高度なNBC対策構造が施されているが、このCICでは特に対策が強化されており、「艦内の避難シェルター」とも言われている。
またEMPの発生によって生じるであろう被害に関しては、「既に対応策を立ててある」とされている。
レーダー板 |
固定式平面アンテナを4面持ち、これを四方に向け艦橋上部のシステムタワー(HST)に装備することで、全面の捜索が可能になっている。この極めて優れた捜索能力は、「このレーダーでは"音速を超える鳥"でさえ迎撃することが出来る」と豪語されるほどである。
このARY-6は対艦能力に特化されており、敵艦の発する電波の位置特定速度は世界最速とも言われている。
XレーダーとYレーダーの同時稼働による位置特定であの速度を可能にしており、相手よりも先制的に攻撃を仕掛けることが可能となっている。
この能力を付与したことにより対艦能力は飛躍的に向上しているが、これが若干弾道ミサイル迎撃能力が低下してしまう要因になっている。
それでも弾道ミサイル迎撃能力は決して低いわけではなく、実戦でも迎撃は十分実行出来るとされている。
戦闘艦の火力管制やレーダーなどを統合し、より戦略的かつ迅速に攻撃及び防衛を行うことが可能となるシステム。機能を統合化することで非常に少ない人員での艦船運用が可能となっており、乗員はたったの95名である。ファランクスとマシャーレシステムを接続し対ミサイル防衛力実験をした所、撃墜率が極めて高かったという結果が出ている。このシステムは瞬間的に最大35の目標をロックし、脅威レベルが高い最大20の目標に、クルーの操作により同時にミサイル攻撃を行うことが出来る。
既存の艦載システムと比較しても、非常に高性能である事は明らかである。このような性能の高さから、主砲をある程度一発必中の思想に転換し、130mm速射砲が装備されたという背景もある。主砲にも航空目標を確実に迎撃可能な精度を持たせることに成功したため、対艦及び対地上陸支援重視のための火力を向上させることが出来たのである。
この艦船は弾道ミサイル迎撃能力も持ちつつ、対艦攻撃能力を重要視している。そのため対艦ミサイルを大量に搭載しており、その火力は各国の大型駆逐艦にも相当するか、上回るとされている。
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