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カラーリットヌナート級多用途戦闘支援艦
艦級概観
艦種ミサイル駆逐艦
運用者フェノスカンディア海軍,カトラス共和国?海軍(サラスワティ級),ワラキア帝国?(  級)
建造所skärgård(シェルゴード)造船所ほか
性能
満載排水量43,500t
全長256(m)
全幅32.4(m)
吃水8.6(m)
機関CODLOG方式(コンバインド・ディーゼル・エレクトリック・オア・ガスタービン)
出力 72,000 hp
速力22ノット
乗員378名+上陸部隊約1900名
兵装25mm単装機関砲×24基
20mm近接防御火器システム×6基
近接防空ミサイル21連装発射機×2基
中距離艦隊空ミサイル8連装発射機×2基
搭載機RV 44×20機 or Ve 8×42機
搭載艇Svävare 1(ホバークラフト 1型 エア・クッション型揚陸艇)×3艇
C4I統合作戦戦術システム
海軍戦術情報システム
レーダー対水上捜索用レーダー
ansikte-S6E多機能レーダー
対空捜索用レーダー
航海用レーダー
SAM射撃指揮用レーダー等
各種電子戦装備sjal-S4B2 シャール電波探知妨害装置
その他デコイ、チャフフレア射出装置等

概要


カラーリットヌナート級は、フェノスカンディア海軍の多用途支援艦(強襲揚陸艦)のクラスである。
第二次世界大戦の航空母艦の大きさに匹敵する船体を持つこの船は、内部のウェルデッキにヘリコプターと垂直離陸機の両方を含む最大40機の航空機と、複数の上陸用舟艇を搭載している。
主に上陸用舟艇、ホバークラフト、水陸両用装甲兵員輸送機などで、それぞれが様々な数量や組み合わせで任務に適応している。
水陸両用の特殊戦闘群で使用されるのが主な目的だが、最近では人道的な支援活動も行うことが多く行われている。

多用途支援艦は海外で言う強襲揚陸艦に相当し、水陸両用の強襲攻撃によって地上部隊を敵地に上陸・支援するために使用される水陸両用戦艦の一種である。
現在では空母としての二次的な役割を担っているが、水陸両用強襲揚陸艦の役割は通常の空母とは根本的に異なる。
この航空施設は攻撃機を支援するというよりも、陸上の部隊を支援するためのヘリコプターを搭載することが主であり、
他には戦闘空中哨戒用の航空機や対潜戦用のヘリコプターを搭載したり、陸上の遠征部隊に航空支援を行う多数のSTOVL戦闘機の安全基地として運用するなど、海上統制の役割を果たすことができる。
また、当級ではエアクッション式上陸用舟艇(ホバークラフト)やLCUなどの上陸用舟艇を搭載・支援することが可能である。

開発

前身のヴァイキング級を参考に計画が始まった。
両クラスとも水陸両用の強襲揚陸艦であるが新造船には細部の変更点があり、
カラーリットヌナートを艦級として独立させただけでなく、他国の強力な揚陸艦に対抗して国内初のLHD(Landing Helicopter Dock)として設計された。
それに伴い従来の船に比べてドッキング能力が大幅に向上した。
命名規則としてはフェノスカンディア連邦共和国を構成する7州+4自治領のうち自治領および同国が領有している島から。
  • 1番艦”カラーリットヌナート”(連邦共和国中最大の面積を誇る自治領カラーリットヌナート自治国?から)
  • 2番艦”スヴァールバル”(連邦共和国自治領スヴァールバル自治領?から)
以下計画中止(?)
  • 3番艦”フェロー”(連邦共和国自治領フェロー自治政府?から)
  • 4番艦”オーランド”(連邦共和国自治領オーランド自治政府?から)
  • 5番艦”ヤンマイエン”(連邦共和国が領有している島ヤンマイエン島?から)
  • 6番艦”ブーベ”(連邦共和国が領有している島ブーベ島?から)
  • 7番艦”ドロンニング・モード・ランド”(連邦共和国が領有権を主張している南極大陸ドロンニング・モード・ランド?から)

カトラス共和国?用に作られた同型艦はサラスワティ級強襲揚陸艦として連邦共和国内の造船所およびカトラス共和国内で、ドック型揚陸艦である 級と共に10隻ずつ建造され引き渡された。

構造

カラーリットヌナート級は全長256メートル(≒飛行甲板の長さ)であり寸法的には第二次世界大戦の空母に似ているが、重量はそれよりもかなり重い。
従来のフェノスカンディアの軍艦は、重量を減らすために軽量なアルミニウムで作られた上部構造に鋼製の船体を組み合わせていたが、
軽量な金属は割れやすく、アルミはまた鋼鉄よりも耐火性に劣るためほぼすべて鋼鉄製である。
ロケットに対する緩衝材となる二重空間の鋼鉄製装甲とケブラースパルライナーで艦の防御力を高めている。
また伝統的な垂直面ではなく角度のついた面や、三脚式メインマストなどのステルス技術を取り入れており、特に対艦ミサイルによる探知をより困難にしている。


船の安定性を確保するため、重い推進システムは最下段のデッキの中央に配置されている。

装備

ウェルデッキには、Svävare 1(ホバークラフト 1型 エア・クッション型揚陸艇)と呼ばれる船型を1隻につき3機搭載することができる。
また、LCU(Landing Craft, Utility)を2基、またはこれらのタイプをそれぞれ1基搭載することができ、純粋な攻撃任務のために40台の水陸両用車も搭載可能で、最大61台まで搭載可能である。
乗組員は通常、約100名の士官、約1000名の水兵、最大1895名の特殊沿岸防備隊員で構成されている。船尾エリアは主に格納庫とウェルデッキ、貨物倉庫で占められているため、乗組員は船首エリアに収容されていて。食堂やレクリエーションルームもこのエリアにある。

また、艦隊にとって重要な船内の医療室もしっかりと用意されており、最大600人の負傷者を収容できるスペースがあり、6つの手術室がある。
本艦には電子戦装置が搭載されており、受動的探知と囮対策が可能である。

Svävare 1

エア・クッション型揚陸艇の一つであり、特殊沿岸防備隊航空・陸上機動部隊の突撃部隊の武器システム、装備、貨物、人員を、艦船から海岸まで、海岸を越えて輸送することができる。
仕様は以下の通りである
  • 重量:185t
  • 前長:26.5m
  • 全幅:14.5m
  • 武装:12.7mm機関銃×2門
  • 機関:ガスタービン×4基
  • ペイロード:60(最大75)tまで
  • 航続距離:最長550km
  • 最高時速:74km/h
Svävare 1は5人の乗組員で運用されている。
海岸への着水に加え、人員輸送、避難支援、レーンブリーチング、地雷対策、海兵隊や特殊戦の装備品輸送などを行う。
2つのエンジンが作動しない場合でも、能力を低下させて運用を続けることができ、冗長性を持たせるためエンジンは交換可能。
輸送モデルは180人の完全装備の部隊を乗せることができる。Strv.110or120主力戦車1台を含む60トンのペイロード(オーバーロード状態では最大75トン)を40ノット以上の速度で運ぶことができる。

Svävare 1は、現代の水陸両用戦技術における劇的な革新である。
LCACは、最大50海里(93km)沖の地平線上の地点(OTH)から水陸両用攻撃を行うことができ、船舶や人員のリスクを低減するとともに、敵に攻撃の場所やタイミングに関する不確実性を与え、成功の可能性を最大限に高めることができる。
Svävare 1の推進システムは、他の攻撃艇や車両に比べて地雷の影響を受けにくい。Svävare 1はその圧倒的なオーバー・ザ・ビーチ能力により、世界の海岸線の80%以上にアクセスすることが可能である。
これまでの上陸用舟艇は、最高速度が時速15kmで、世界の海岸の17%しか渡れず、数マイル沖合からの攻撃が主流であった。
この高速性はヘリコプターとの共同攻撃を補完するものであり、人員や機材を浜辺を越えて安全な着地点に降ろすことができる。

例にもよってこのSvävare 1はアップグレードが容易な民間部品を使用したオープンな電子機器アーキテクチャを採用している。
この新しい電子機器は、信頼性が高く、運用・保守コストも低く抑えられる。

RV 44

Räd(襲撃)、そしてVertikalt(垂直)の機能を持つとされるV/STOLステルスマルチロール機。
特殊沿岸防備隊だけでなく、万が一滑走路が使用不能な状態になっても飛べることから航空軍にも一定数採用されている。
詳しくはRV 44 スクルド(フェノスカンディア)?を参照

機関

フェノスカンディア海軍初のディーゼル電気とガスタービンを組み合わせたハイブリッド推進システムであるCODLOG方式(コンバインド・ディーゼル・エレクトリック・オア・ガスタービン)を採用した船であり。
35,000軸馬力(26,000kW)のガスタービンを2基搭載し、それぞれに20:1比の主減速機を接続し5mの可変ピッチプロペラ2基を駆動している。
ガスタービンは蒸気やディーゼルに比べて出力重量比が大きいが、最大出力付近でしか効率が上がらない。この級では12ノット以上の船の動力にガスタービンを使用している。
12ノット以下では主減速機の第2入力軸に接続された2台の5,000軸馬力(3,700kW)の交流電動機が船の推進力となる。電気モーターで駆動しているときはガスタービンは主減速機から切り離され、
空回りしないようにブレーキがかけられる。また、ガスタービンが作動しているときは電動機も同様に駆動系から切り離される。電気モーターを減速させることで、プロペラシャフトを低速で駆動することができる。駆動速度の可変は可変周波数ドライブシステムで実現している。
電気モーターへの電力供給はディーゼルエンジンを搭載した4000kWの発電機6台により行われている。

従来の海軍艦艇では、蒸気ボイラーがプロペラと艦務用蒸気タービン発電機の両方を駆動して船内の電力を供給していた。
寒冷地では船内を暖めるための蒸気も供給したが当級では蒸気ボイラーがないため、船内の電力供給はすべてディーゼル発電機で行っている。具体的には蒸気による暖房の代わりに、洗濯や給湯、寒冷地での乗員室の暖房に電気を使用している。
12ノット以下の低速時には、5000馬力の電気モーター2基のみで駆動することでガスタービンの運転時間を最大25%短縮し、150万ガロン以上の燃料を節約することができる。
また、発電方法も変更され蒸気発生器の代わりに6台のディーゼル発電機で最大24メガワットの出力を得ることができる。
また、大型の水陸両用強襲揚陸艦では初となるガスタービン推進プラントと全電気式補機を搭載し、従来の蒸気式水陸両用艦に比べて大幅な省人化とメンテナンスコストの削減を実現している。
この新しい推進システムでは、艦橋上のスロットルからエンジンを直接制御することができる。

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