架空国家を作ろう　第1.1世界線

ガルマニア大陸帝国が2009年度国防計画「ランドパワーからシーパワーへ」に基づき建造している巡洋戦艦。アルミランテ・ラトーレ級より巨大で、より強力な武装群を搭載できるように設計された。2014年度に5隻が就役し、2020年度には8隻が就役した。対地攻撃特化という、その設計の特異さから海軍の運用形態に馴染むにはしばらく時間がかかると推定されている。また、その分人員を増やす必要があり、結果としてアルミランテ・ラトーレ級よりも乗組員が増えてしまう結果となった。しかしながら改良された点もあり、以前はメインレーダーが破壊された場合は対空装備が即座に沈黙してしまうという致命的な弱点が存在したが、本級からは各個対空装備事にレーダーが搭載されるようになり、継戦能力が大きく向上している。

帝国海軍が新規に開発した艦載用速射砲。最大射程は約32000mで、最大射程高度は約15600m。仰角は-15°/+85°で、俯仰速度:25/s。旋回速度は25/s。発射速度は最大94発/分で、初速950m/s。

帝国海軍が配備している艦載用対地速射砲。最大射程は約18000mで、最大射程高度は約19000m。仰角は-19°/+87°で、俯仰速度は30/s。旋回速度は30/s。発射速度は最大98発/分で、初速980m/s。

帝国海軍が運用する近接防空装備であり、俗に言うRAM。通称「ゲッタム」。本級には4基搭載されている。搭載するミサイルはN-445改:ゲシュペンスト?対空ミサイル。艦の巨大さに合わず搭載数が非常に少ないのが指摘されたため、増設され4基となった。射程は13km程度。

帝国海軍がMK-15系統のVLSに改良を加え、より近代化した垂直発射システム。9ユニット72セルが搭載されている。従来型であるMk-15(通称 多用途統合VLS)は様々な課題を抱えていたため、本級にはより洗練されたこのVLSが搭載された。搭載するミサイルはG-700:アイスツァプフェン?。射程は760kmで、対艦・対地共に運用可能である。終末誘導は衛星とステルス誘導機により行われる。

30mm口径・6砲身のガトリング砲を使用した全自動システムであり、密閉された自動操作の砲座に搭載され、レーダーや光学式指揮装置により管制される。このシステムは、対艦ミサイルなどの精密誘導兵器に対する対空防御を念頭に置いているが、航空機や艦艇などの水上目標、沿岸の目標への攻撃および浮遊機雷の処分にも用いることが可能である。仰角は-12度~+88度で俯仰速度は50度/秒。旋回角は360度。旋回速度は75度/秒、旋回速度は75度/秒。初速は900m/秒。NRK-2010M型3次元式レーダーと連携した火器管制システム(防空用)により管制されているが、火器管制システムが何らかの異常により正常に機能出来なくなった場合には、各機関砲に搭載された簡易管制システムにより各個戦闘を継続する事が可能である。

帝国海軍が配備する対潜迫撃砲。口径は300mm。本級では5基60門を搭載している。有効射程は約3400m。炸薬量は140kg。発射機は、緩やかな弧状に配置された12本の発射筒を備える。発射機は仰角方向と横方向のスタビライザーを有しており、次弾の装填などは火器管制装置と自動装填装置を介して遠隔操作で行う。

詳細は不明。水深900m、周囲50kmまでを探知できるとされている。

走査速度は12。周波数はS(E)バンド。最大探知距離は300km、有効230km(対戦闘機)。また、対ミサイル探知距離は約90km。。最大探知高度は30km(98,000ft)。NRK-21型3次元式レーダーはアンテナを両面ともにプレーンアンテナとするとともにデジタル信号処理を導入した帝国海軍の新鋭レーダー。

帝国海軍艦艇が装備する対水上レーダー。最大探知距離360km、有効探知距離80〜90km。

帝国海軍創設期の戦列艦の艦名。