架空国家を作ろう　第1.1世界線

ソビエト連邦の宇宙開発は、大戦以後超大国としてアメリカに対抗し、宇宙開発を行ってきた。猛烈な成長を遂げ、宇宙開発分野で数多くの偉業を成し遂げた。世界初の偉業を挙げるとすれば、大陸間弾道ミサイル、人工衛星、動物の宇宙飛行、有人宇宙飛行、人工惑星、月面衝突、月面着陸、宇宙ステーション、火星着陸などがある。1957年にソビエト連邦航空宇宙局が設立され、合理的な計画考案と研究速度の促進を可能とし、米ソ宇宙開発競争中期から目覚しい発展を遂げた。今も多額の金額が宇宙開発に投入されており、その金額は世界でトップクラスである。月到達以降も宇宙開発への注力を緩めず、依然として宇宙開発の先進国として様々な偉業を成し遂げている。現在、費用削減のため、打ち上げ事業や宇宙開発の一部民営化が進められており、他国との国際協力も行い、ソ連政府は火星の有人飛行・着陸を目指している。

有人月探査計画(ダジボーグ計画?)と有人火星・金星探査計画(TMK計画)が存在する。どちらかというと特にTMK計画の方に注力されている。
ダジボーグ計画については民間による主導、TMK計画はソ連政府主導で国を挙げての計画である。地球周辺の宇宙開発はもう民間に任せて良いという動きがよく見られ、宇宙へ進出する民間企業に対してはソ連航空宇宙局や政府からの資金・技術支援を行っている。一方、国を挙げて本腰なのはTMK計画、火星・金星有人探査計画であり、今現在計画は進行中である。

ソ連の宇宙開発はセルゲイ・コロリョフの主導の下、1950年代から本格的に始まる。大戦後に獲得したドイツの技術と科学者の知識を用いてソ連の宇宙開発は飛躍的に進む。1957年に大陸間弾道ミサイルR-7の開発が成功したことで、これは以後宇宙への進入に利用された。同年10月には世界初の人工衛星スプートニク1号が打ち上げられ、また同年に動物を載せたスプートニク2号が打ち上げられ、生物の歴史上初の宇宙進出が成し遂げられた。1961年にユーリイ・ガガーリン少佐が搭乗したボストーク1号が打ち上げられ、世界初の有人宇宙飛行を成し遂げた。1975年には遅れをとりながらも、アメリカに次いでソ連が有人月面着陸を果たした。1980年代にブラン計画が始動。エネルギアロケットと共に開発され、再使用型宇宙往還機としてスペースシャトルが廃止されたことから後継を担っている。スペースシャトルより性能がアップし、技術的問題を克服しているブランは後の宇宙開発で多用されていく。