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皇立鉄道デイ-98型気動車は2015年から製造が進んでいる大神国皇立鉄道、満州鉄道公社、神居近郊鉄道、大東亜国立鉄道などが運用するローカル線向け気動車である。過酷な地域で運用されることを念頭に置いた気動車であり、2050年代まで主力気動車を務めることを想定して作成された。
皇立鉄道デイ-98型
大東亜国鉄DC-98型
軌間1067mm
車体長2006年型:20000mm
2010年型19500mm
|機関|2006年型:三甲重工DD43型6-4-N型
2010年型:三甲重工DH44型-6-4-N型|
最高運転速度100km/h
設計最高速度120km/h
起動加速度2.15km/h/s
減速度3.7km/h/s
機関出力2006年型:2000rpm
2010年型:2100rpm
変速機2006年型:BC-150型
2010年型:三甲重工GH-157型
車両定員0100番台:110名
0200番台:120名
2010年型1100番台:100名
1200番台:130名

概要

1985年までに製造された皇立鉄道デイ-30型気道客車が2010年で採用から30年を迎えるのを期して、神居鉄道管区などの一部の鉄道管区が管区内の車両代替用として作成した車両である。主に、普通車用気動車として設計され一部はデイ-30型の設計思想を脈々と受け継ぐものとなっている。
2011年に試験走行が終了し2015年に低率試験生産が始まった。2030年までに国内使用分のみで360両を、大東亜使用分を120両の計480両を制作する予定である。設計は2006年に原案として施策され2008年に型式認定を受けた2006年型と2010年に設計が完了し、2011年に型式認定が終了した2011年型が存在するが、ここでは主力として生産されている2011年型を主に記述することとする。

車体

車体設計

車体は骨組み、外板等にステンレス鋼を使用したオールステンレス車両で、安全への対応として車体強度を高めた設計となっている。また、高コスト化や故障の要因となっていたモジュール化を廃止し、故障とコスト削減に努めている。
客室はほとんどのタイプでセミクロスシート若しくはロングシートを搭載するが、一部の運転区内で長距離列車に使用される車体は回転式クロスシートが設置されている車両も少数ながら存在する。運転台は1100番台が両運転台、1200番台が片運転台構造である。運転台は高運転台構造である。これは、この車両が投入される線区ではきわめて見通しが悪かったり、あるいは砂嵐などで運転台機器に支障をきたさないように高運転台が採用された。前頭部形状は同年代に設計されたモイ330型の先頭部を踏襲し、運転室長さの350 mm拡大、前面の外板の4.5 mm厚への強化をしている。殆どの車両ではスカートを採用しているが、本土内陸部で運用される排障器はスノープラウなどに付け替えられているものがあるなど、頻発する踏切事故や砂嵐や猛吹雪による運転の取りやめなどに対策されている。また、車外に搭載される機器には徹底した防塵処理が為されており、砂嵐による運休が起こりにくくなっている。

運転台・運転設備

運転台は段差が設けられており、運転士は階段で客室部と出入りする。運転台のレイアウトはデイ-30型と異なり横軸2ハンドル型となっている。また、耐雪ブレーキや機関ブレーキなどの使用表示ランプは速度計、ブレーキ圧計の下に新たに設置されてここを押下することによって使用が開始されるようになっている。また新たに開発された「ディーゼル気動車車両制御システム」用のディスプレイが速度計とブレーキ圧計の横正面と運転士右側に二枚のディスプレイが搭載されており、右側面の一枚が車両情報掲示用、もう一枚が客室情報掲示用や自動放送装置制御などの情報の掲示用となっている。運転台正面に設置されるディスプレイには運転情報が表示される装置となっており、運転士の情報へのアクセシビリティが向上している。
運転室は車内と完全に遮断されており、また運転台と運転室にも空間を区切るドアが設置してある。これは、運転室の機器の二重の防塵対策の意味合いが強い。なお、乗客と運転士は常用インタフォンで通話する。ワンマン運転する場合は改札の都合上このドアを両方開放して運転する光景が見られる。

客室設備

単行運転用両運転台型の1100番台には車椅子対応トイレが設置されている。また、車側部ガラスは側窓は、内倒れ式の熱線吸収複層合わせガラスを採用している。客室座席は1列+2列の転換クロスシート(ただし車端部は、下記設備の在る部位を除きロングシート)としている。
トイレはFRPユニット式便所が搭載されており、同室内に男性用小用便器とバリアフリー対応のトイレが設置されている。また、一部線区ではオストメイト対応トイレに改造された線区もある。車外の正面・側面にはLED式行先表示機、車内にはLED式案内表示機の設置ともに、出入口付近には整理券発行機、乗務員室と客室との仕切部分には、運賃表示器と両替機能付きの運賃箱が設置されており、ワンマン運転に対応している。
また、車内完結型ICカード型乗車券用読み取り機が設置されており、近年大東亜を中心として急増するICカード型乗車券の需要に対応している。

機関

走行機関として過給機および吸気冷却装置付きのDH-44-6-N型が1台搭載されている。コモンレール燃料噴射システムと1気筒当たりの吸排気バルブの総数を4つとした4バルブ方式を採用したことで、排気ガス中の窒素酸化物や、ばい煙などを低減している。前代のデイ30型とことなり、機関の安定性の向上や防塵性能の圧倒的な工場により機関が1基に減らされている。
空調装置などのサービス用電源装置として、エンジンの駆動力を利用した発電機と整流装置が搭載されており、用途に応じて、三相交流 440V・38kVA、交流 100V・10kVA、直流 100V・5kW、直流 24V・2kW の4種類が供給できる。
台車は、円錐積層ゴム式軸箱支持方式を採用したボルスタレス台車である。前位寄りには動力台車、後位寄りには付随台車を1台ずつ使用している。ブレーキには、台車ごとの制御となる機関ブレーキ・排気ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキが採用されており、基礎ブレーキ装置は踏面ユニットブレーキ(動軸)・ディスクブレーキと踏面ユニットブレーキの併用(従軸)となっているほか、デイ44型からの改良点として滑走防止機能が追加されている。

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