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ミレニアム
基本情報
種類戦車駆逐車
運用者第四インターナショナル連邦共和国人民解放陸軍
性能
全長15(m)
車体長7.2(m)
全幅3.5(m)
全高2(m)
重量75(t)
懸架方式トーションバー
速度60(km/h)
主砲64口径140mm滑腔砲
副武装7.62mm機関銃(主砲同軸)
12.7mm重機関銃(砲塔上面)
エンジン1500馬力
乗員3(名)

概要

ミレニアムは第四連邦地上軍が運用する戦車駆逐車。次世代の主力戦車を補佐し、戦車駆逐車として運用することを目的に開発された。

能力

ミレニアムA

概要
ミレニアムAは初期生産型。
攻撃力
主砲は64口径140mm滑腔砲で、APFSDSを使用して2000mで1350mmの貫徹力を発揮する。砲口初速が速いため、既存の戦車砲と比較して有効射程も長いとされている。これに加えて、HEAT弾、HE弾、キャニスター弾などが使用できる。また、新型の対戦車ミサイル「MAT-8」も発射できる。MAT-12は140mm砲から発射することを目的に開発された対戦車ミサイルで、本車両では砲発射型のものを使用し、1080mmの貫徹力を発揮する。射程は8000m程度、飛翔速度はマッハ2程度とされている。第四連邦の戦車として初めて、砲弾は分離装薬式ではなく一体化装薬式を採用しており、ドラム式ではなくベルト式の自動装填装置を備える。乗員区画と弾薬区画は分けられている。
本車両の大きな特徴は非常に優秀な火器管制能力を有している点である。レーザー測距装置、ジャイロを利用した傾斜測定装置、装薬温度計、風向センサーなどからの入力諸元から高性能弾道計算装置が目標に命中させるのに必要な各種要素を照準装置に入力する。これによって、移動しながら移動目標に対して高精度な連続射撃が行える。反動を吸収するために、電子制御式のアクティブサスペンションを搭載している。
また、データリンクシステムについても初期よりT-80と同様の優秀なシステムを搭載している。従来は車両同士の連絡手段が無線通信程度しかなかったのに対し、B型では衛星測位システムと「ロシャーツ」戦術データリンクシステムによってリアルタイムで敵味方の座標や各種情報をやり取りできるようになり、味方への誤射や攻撃目標の重複などを防いでいる。
防御力
ミレニアムでは、想定交戦距離である2000~3000m付近において、敵の120mm滑腔砲や125mm滑腔砲の直撃に耐えうるだけの防御力が要求されている。チタンとセラミックを積層構造とした強力な装甲に劣化ウラン製の網を織り込むことによって、車体正面と砲塔正面の装甲厚は均質圧延装甲換算で1000mmに達している。これに加え、T-80に装備された「プロテハー」特殊装甲を砲塔正面に、「リアクツィオン-ドス」爆発反応装甲を車体正面に搭載する。「リアクツィオン-ドス」はAPFSDS弾に対して均質圧延装甲換算で250mm以上の防御効果を有し、「プロテハー」はそれを上回る効果を発揮するとされているため、ミレニアム登場後に開発された第3.5世代主力戦車の貫徹力1000mm級APFSDSに対しても有効な装甲であると考えられている。
アクティブ防護システムとしてグラニートおよびアンデサイターシステムを搭載する。ミリ波レーダーで敵弾を感知して迎撃するこれらのシステムは1500mm/sまでの速度で飛翔する物体に対応可能である。「グラニート」はハードキル型で、散弾状に金属製の飛翔体を射出して敵弾を迎撃する。「アンデサイター」はソフトキル型で、赤外線妨害装置、レーザー妨害装置、煙幕展開装置で赤外線検知式とレーザー誘導式の対戦車ミサイルを無力化する。
機動力
本車のエンジンはT-80のものを出力向上させた1500馬力級の多燃料対応型ディーゼル・ガスタービン複合エンジンである。出力重量比は20であり、60km/hでの走行が可能である。変速機は前進8段、後進4段のものを採用、時速30kmでの後退が可能である。

ミレニアムB

概要
火器管制能力・索敵能力を強化した改良型。T-10と同世代の戦車である。
攻撃力
新型砲弾を搭載可能なように改装が施されている。この新型砲弾は、APFSDSの弾芯と成形炸薬弾とサーモバリック弾を組み合わせたものであり、敵戦車を確実に一撃で戦闘不能にすることを重視している。1.2mの劣化ウラン弾芯のAPFSDSがまず敵戦車に直撃し、運動エネルギーでその装甲を貫通する。続いて、成形炸薬弾のメタルジェットでさらに広範囲に穴を開ける。最後に、車内にサーモバリック弾が突入、乗員を爆風で即座に無力化し、敵戦車を内部から破壊する。
射撃管制装置はT-10からのフィードバックで大幅に強化されている。自動的に照準を目標に指向し続ける機能があり、走行間射撃、後退間射撃、スラローム射撃などが可能になっている。これによって射撃時に敵に姿を晒す時間を最小限に抑えることができる。各種センサーもアップグレードされており、超高解像度赤外線暗視装置、センチ波およびミリ波レーダー、LIDARなどが搭載されている。データリンクシステムも強化されており、より高速かつ大容量の通信を探知されにくく行うことができるようになった。
防御力
ミレニアムBでは防御力が大幅に増強されている。高強度セラミックによって劣化ウランを使用した装甲の必要がなくなったため、従来よりも重量当たりの防御効率の良い装甲を使用している。ただし、ミレニアムではこれ以上の速度は必要ないと考えられたために、同程度の防御力を確保して軽量化するのではなく、同程度の重量にして防御力を向上させている。これによって車体正面や砲塔正面の防御力は素の状態ですら、均質圧延装甲換算で1200mmに達している。

車体正面と車体側面前部には爆発反応装甲「リアクツィオン-トレス」が装備可能である。「リアクツィオン-トレス」は18mmの鋼板で起爆剤を挟み込む構造の爆発反応装甲である。車載するミリ波レーダーによって砲弾を感知すると「リアクツィオン-トレス」がその方向に向けて射出される。T-10ではこれを3枚重ねで装備しており、デコイを用いる対戦車ミサイルや3重タンデム構造の対戦車ミサイルをも迎撃可能である。また、APFSDSに対しても成形炸薬弾と同じ要領で衝突することによって破断させ、貫徹力を大幅に減衰させられる。また、砲塔正面にはT-80Aの搭載していた「プロテハー」の改良型が搭載されている。

また砲塔には「バザーリトII」アクティブ防護システムを備えている。「バザーリトII」はハードキルタイプのアクティブ防護システムとソフトキルタイプのアクティブ防護システムを統合して開発されたハード/ソフトキルが可能なアクティブ防護システム「バザーリト」を改良したものである。本システムはミリ波レーダー、LIDAR、レーザー検知装置、赤外線検知装置、赤外線カメラを用いて敵の対戦車ミサイルやAPFSDSを検知する。レーザー検知装置によって敵対戦車ミサイルが照準に使用するレーザーを検知した場合は、非透過性の黒色のエアロゾルを散布するスモークグレネードを射出する。赤外線検知装置によって敵対戦車ミサイルが照準に使用する赤外線を検知した場合は、コード化された赤外線パルスを照射してこれを妨害する。さらに、ミリ波レーダーによって敵対戦車ミサイルを検知した場合は、高速で飛翔体を射出し、破片効果による迎撃を狙う。現状「バザーリトII」は1800m/sまでの飛翔体に対してかなりの防御効果を発揮することが可能となっている。
機動力
エンジンはT-10と同じ、より軽量な多燃料対応型ディーゼル・ガスタービン複合エンジンに換装されている。変速操向機には変速比を最適に制御できる油圧機械式無段階自動変速操向機を採用しており、これによって従来よりも後退速度が向上、前進と同じ速度で後退が可能である。車体の旋回半径はミレニアム-Aの半分程度となっている。

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