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概要

▲"玄"の艦隊
新三等艦隊"玄"は、朝鮮人民共和国海軍の艦隊である。朝亜戦争の結果、元々朝鮮海軍に存在していた三等艦隊"黒"は大東亜海軍によって壊滅させられた。朝鮮海軍では、対空戦に特化した一等艦隊"赤"、潜水艦艦隊である四等艦隊"青"など各艦隊ごとに固有の役割があり、失われた艦隊の役目を簡単に他艦隊が代替できるわけでは無かった。船団護衛を主任務としていた"黒"の壊滅によって早急に新たな船団護衛艦隊が必要となった朝鮮海軍に対し、ガルマニア大陸帝国からセシリオ・デ・アルマス級巡洋艦?「ニコラ・ベレンデロ」などの艦艇が提供され、急速に再建された三等艦隊が"玄"である。多くが旧式艦で占められており老朽化が進んでいた"黒"と比較すると、いくつかの主要艦がガルマニア肝いりの強力な艦艇に代ったため強化されたと言える。しかし早急な再建のためにガルマニアの給与艦も一定数が旧式艦である他、朝鮮政府が商船から摘発した艦艇もあるため全体的な戦力は"黒"と大差ないという見方もある。また"黒"の壊滅と共に"黒"の乗員であった朝鮮海軍の将兵も多くが失われたため、給与艦の運用指導や朝鮮海兵への教練も兼ねて"玄"には大ガルマニア帝国海軍からの出向人員が艦隊に一定数存在する。

編成

旗艦:チャムチ級巡洋艦「チャムチ」

ガルマニア海軍が運用していたセシリオ・デ・アルマス級巡洋艦三番艦「ニコラ・ベレンデロ」が朝鮮に供与され、改称されたもの。チャムチは朝鮮語でマグロを意味する。潜水艦による通商破壊から護衛対象の船を守るため、ガルマニア海軍が開発した対潜戦システムが搭載されている。艦首装備ソナーと曳航ソナーが感知した情報を自動で処理し、敵潜水艦の位置を迅速に発見することが可能である。対潜攻撃用の装備としては3連装短魚雷発射管を備えており、30秒程度で開放できる。

その他の艦艇

  • ヨノ級砲艦
ヨノ(サケ)、ユンチ(サンマ)、トミ(タイ)、コドゥンオ(サバ)、パンオ(ブリ)の5隻がある。ガルマニア海軍からの給与艦で、元はペップ・オリリョ級砲艦という名前だった。
  • チョンゲンイ級駆逐艦
チョンゲイ(アジ)、クァンオ(ヒラメ)、ソンオ(マス)の3隻がある。水級駆逐艦の設計を元に改良を加え、朝鮮国内で作られた。
  • カジャミ級駆逐艦
カジャミ(カレイ)、チョンオリ(イワシ)、テグ(タラ)の3隻がある。民間の商船や旅客船を摘発し、カジャミとチョンオリは朝鮮国内、テグはガルマニアの造船所で改装を施され軍艦となった。
  • カダランオ級駆逐艦
カダランオ(カツオ)、ポゴ(フグ)、コチコギ(カマス)の3隻がある。民間の商船や旅客船を摘発し、カジャミとチョンオリは朝鮮国内、テグはガルマニアの造船所で改装を施され軍艦となった。カジャミ級駆逐艦よりも軽装備である。
  • ポリミョル級水雷艇
ポリミョル(キス)、イミョンス(ホッケ)の2隻がある。ガルマニア海軍からの給与艦で、元はマルティン・カセロ級水雷艇という名前だった。ガルマニア製ではあるが旧式で、あまり強力な艦艇では無い。
  • 他小型艦・補助艦多数

司令部

司令官は朝鮮海軍のユク・ウソク中将が務める。年齢は53歳で青年期に海外に留学して士官教育を受けたり大神海軍との小競り合いを何度かくぐり抜けたりしているため、経験豊かな指揮官として評価されている。性格は温厚かつ理知的だが、時に苛烈な判断を下すこともあり、部下からの信頼は厚い。"黒"の司令官だったオム・ミンジョン中将のことを理想的な朝鮮神人として尊敬しており、彼を死に追いやった大東亜海軍を憎悪している。また国交の無い国の人間を猿と見くだす点は他の朝鮮人と変わらないものの、「猿からも何も学べぬわけではない」と外国の優れた技術を取り入れようとする柔軟さがある。
参謀長はガルマニア海軍から出向してきたカルラ・ファルネーゼ少将。年齢は36歳と若いが、艦隊運営や作戦立案能力の高さから抜擢された。ガルマニア海軍では駆逐艦乗りだったが、元々は砲術科出身であり砲雷戦のエキスパートである。冷静沈着な性格で、物事を論理的に考える癖がある。しかしその一方で、自身の考えが他人から理解されないことに慣れていない。そのため、感情的になった際はしばしば暴言が飛び出す。スペイン語の他、朝鮮語や中国語も話せるため通訳を必要としない。その他、航海長、機関士など艦隊要員の多くにガルマニア海軍からの出向海兵がおり艦隊乗員の1割を占める。

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