架空国家を作ろう　第1.1世界線

大神国は西暦1600年到来を記念して神居文化公園内に桜町を造営するために、核として企画された施設である。人工湖である「桜吹湖」のほとりに佇む施設である。1590年に基本計画に予算がおり、1592年から建設が開始された。1599年に1号棟が完成し、その後1712年にオペラ・バレエ劇場である2号棟が完成した。1890年に神居音楽取調掛(現:国立神居芸術大学)の設立のために3号棟、4号棟が新設された。
その後、ポップミュージックやそのほかモダン音楽などの表現を深めていくために1987年に5号棟の「屋外ミュージックホール」が完成した。また、1号棟第二大ホールが改修されモダニズム音楽やそのほかデジタル演出に対応できるように改修がなされて現在に至る。　
内外の壁には約190の彫刻が為されており、特に入って正面の大エントランスにはバッハ、ベートーベンなどの音楽に貢献した人の彫刻や大神国音楽史で非常に重要な役割を果たした人の遺骨などを埋葬する「パンテオン」の様を呈している。1号館の第一大ホールの天井にはミルジャメート=オウストラロ作「キリストの処刑」と呼ばれる壁画が描かれており、大神国におけるキリスト教信仰の象徴ともなっている。
また、オペラホールは屋内のオペラホールとしては比較的大規模の890席である。

1500年代、大神国は中華大陸やアフリカ大陸さらに南米大陸北部などの植民地に生活する大量の人間を奴隷として輸出し、その代金として金を得る「海洋三角貿易」によって莫大な富を築き上げた。特にアフリカから輸出する黒人奴隷や南アメリカのラテンアメリカ奴隷は巨大な収入源となった。