最終更新: himitsu883 2023年03月09日(木) 08:25:05履歴
大神国における専修学校とは専修学校法を根拠に設置される高等教育機関である。高等教育の実践機関という側面だけでなく大神国の学術研究機関としての根幹を成している。主に大学、高等師範専修学校、師範専修学校、医科専修学校、法学専修学校、大学校に大分される。
大神国の高等教育機関は旧制専修学校法及び各種学校の種別によって以下のように大分されている。
現在、年齢人口比を平均して15%が専修学校に進学しており、他国に比べて比較的高等教育課程進学者数は少ない傾向にある。また、いずれの学校も運営費の90%以上が公費によって補われる国立大学である。専修学校法によると、専修学校の目的について以下のように記してある。
専修学校は高等専修師範学校を除いて分野・研究別に細かく分類された組織運営が為されておりそれらの組織の独立性が非常に高いことも特徴的である。我が国における専修学校入学資格者は後期中等学校及び専修中等学校、専修工科学校、陸海空自衛部幼年学校中等課程を修了したもの若しくは中等教育修了程度認定試験に合格したものであり、その中のものから学力及び人格による試験を通して大学への入学が認められる。大学生の学費は全額で公費で負担されることとなる。
設置根拠 | 名称 | 設置年 | 校数 |
---|---|---|---|
帝国大学令 | 帝国大学 | 1865年 | 25校 |
家立大学令 | 家立大学 | 1854年 | 50校 |
医科専修学校の設置に関する法律 | 医科専修学校 | 1870年 | 20校 |
教範整備令 | 高等師範専修学校 | 1866年 | 2校 |
教範整備令 | 師範専修学校 | 1866年 | 35校 |
法曹の資格に関する法令 | 法学専修学校 | 1901年 | 2校 |
大学校令 | 大学校 | 1876年 | 5校 |
専修学校法第1条(専修学校の目的):専修学校とは、高等の教育及び研究を行うために設置される学校であって専門分野の教育において高度な知的、道徳的の規範を授け以て我が国の発展の中核を担う階層の育成及び我が国の発展に必要な知識の開発及び運用に務めるために公費の負担において設置される国立の機関のことを言う |
帝国大学は帝国大学令で設置される総合大学校である。実務教育学学士、修士、博士及び実務教育学(高等)学士、修士、博士と医科学士、修士、博士、実務法学修士の資格は授与することができないが、それ以外の広範な学びを出来ることが特徴的な大学である。修業年限は学士課程は4年、修士課程は6年、博士課程は10年。
家立大学は家立大学令によって公爵家及び侯爵家が設置する大学群である。この大学はノブレス・オブリージュ的な側面が非常に強く、建前上はこの大学は全額が各公爵・侯爵家による設置である。帝国大学に比べて比較的広い分野を取り扱う大学や帝国大学が扱わない分野に対する学部を設けている場合が多い。修業年限は学士課程は4年、修士課程は6年〜5年、博士課程は8年。
主に医科修士の育成及び歯科修士の養成を行う。大神国において医師国試は存在せず医科修士を持つ学生は医者として患者を治療することが出来るとされている。一般に言う院過程に進む学生は各専修学校に設置の医科研究科に進学するが、医科博士という学位は存在せず医科特修士という称号が与えられる。なお、医科特修士はPh.D.と名乗ることができ外国圏では博士号取得者と同様の扱いをされる。修業年限は8年で前述の通り学士及び修士の学位は存在しない。そのため、修士6年(その後に校付研修医2年)、特修士8年(校付研修医課程を含めると10年)
主に実務教育学(高等)の学位を授与する。師範学校の最大の違いは高等師範学校の主たる任務が教育行政に携わる公務員の養成にある。生徒はこの学校を卒業すると、基本は教育学研究か各自治体の教育行政のキャリア吏員若しくは現場に出ても指導教務、教諭などといった比較的高位の教育職になる事が多い。修業年限は5年で授与される学位は修士課程前期課程単位取得者(準修士)である。この修士号を持って教諭及び指導教務といった職業につく資格が得られる。研究課程修了者は教務博士と呼ばれ教務博士の称号は高等師範学校に附属の高等師範学校教務研究科のみでしか取得できない。
主に実務教育学の学位を授与する。ここを卒業するものは講師若しくは教範と呼ばれ、中等教育段階までの卒業認定をすることができる教諭職になるまでは管轄生徒の進級及び卒業の判定をすることはできない。修業年限は4年で高等研究科として専修科が設けられており、ここで修士号の取得を行える一方教務博士になるためには、修士修了時に一定程度の成績を持ちながら、教務研究科採用試験に合格しなければならない。なお、教務修士若しくは教務博士の学位を取得すると高等師範学校卒業と同程度の扱いをされることも多い。
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