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概要

第四インターナショナルは、レフ・トロツキーの呼びかけによって1938年に結成された国際共産主義組織。現在は「共産党」と呼ばれる第四連邦の憲法における前衛党が指導を行なっている。

歴史

レーニンとともにロシア革命を指導したトロツキーは、1924年のレーニンの処刑後、シベリアにて極秘に共産主義勢力との邂逅を果たし、その後ウラジオストックから日本への定期船で脱出。最終的にメキシコに亡命することに成功した。この際にトロツキーとともにメキシコに脱出したメンバーが第四インターナショナルの源流とされる。
メキシコで共産主義の啓蒙活動を始めたトロツキーは、当局(ウエルタ政権)からの厳しい弾圧を受けた。1938年には、メキシコシティで行進を行なった市民団体が軍に発砲され、多数の死傷者を出した。トロツキーは、これに抗議するため、レーニンの死によって解散していた第三インターナショナルの旧メンバーに働きかけ、第四インターナショナルを設立した。この団体には、主にイギリスやフランスの共産主義者が協賛し、多くの寄付金を得た。トロツキーは「革命への投資」として世界各国で革命のための軍資金を募ると、1942年、ウエルタ政権に対して反乱を起こした。
メキシコ内戦において、第四インターナショナルは大きな活躍をした。第四インターナショナルは、当時発生したスペイン内戦が終結すると、義勇軍が使用していた不要となった銃を大量に手に入れてメキシコに輸送した。これらは主にドイツとロシア製の旧式の銃であったが、赤軍の兵站を支えた。この際に大西洋で輸送を行なっていた大型輸送船10隻を始めとする艦艇の乗組員は、当時第二次世界大戦が勃発し、Uボートが跋扈する海を命がけで通過していた。彼らは「海の勇士」と呼ばれ、戦後に勲章を与えられた。また、各国の市民から義勇軍の受け入れも行い、主に戦場から離れた南アメリカから3万人以上の兵士を集めた。
その後、各国で学生運動、社会主義運動が起こるにつれて、第四インターナショナルはこれらを積極的に支援するようになった。顕著な例は日本で起きた60~80年代にかけての学生運動であり、第四インターナショナルはデモ行進などへの資金援助、過激派組織への武器援助、内ゲバの「最終的解決」、さらには警官隊への攻撃など様々な方法でこれを支援した。

組織としての公式見解

資本主義について
人民を劣悪な環境で搾取し続けるマシーンである。直ちに停止させて構造を作り変えるか、爆破して吹き飛ばしてしまうかせねばならない。
帝国主義について
時代の敗北者である。皇帝の名の下に民族を分断、抑圧、殺戮し、人民を苦しめる。直ちに打破されるべきである。
ロシア革命について
帝国主義への共産主義による偉大な抵抗の始まりである。
レーニンについて
功罪が大きく分かれる。だがロシア革命を指導した点で、共産主義の英雄である。
メキシコ内戦について
史上初の帝国主義への共産主義の勝利であり、偉大な業績である。
トロツキーについて
「七功三過」である。彼の偉大な指導のもと、メキシコの人民は覚醒し、強大な旧支配者を打ち破ることに成功した。
暴力革命不可避論について
レーニンの功罪のうち、罪の一つである。出血なき革命の否定は、人民に不必要に犠牲を強いることとなる。
スターリニズムについて
国家死滅論と永続革命論の否定は完全なるマルクス・レーニン主義からの逸脱である。目指す地点は同じではあるものの、相容れない。
社会民主主義について
格差是正や穏健派の皮をかぶり、資本家やファシスト、帝国主義者に加担する異端であり、救済のしようもない。

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