架空国家を作ろう　第1.1世界線

旅団戦術群(りょだんせんじゅつぐん、略称:BTG、びーてぃーじー、べーてーげー)または旅団戦術グループは、ソビエト連邦軍地上軍の、高い即応能力を持った諸兵科連合機動部隊である。旅団戦術群は一般的には、戦闘兵科の防空大隊、砲兵大隊、工兵大隊及び後方支援部隊で増強された、4~6個大隊の旅団から構成され、陸軍守備旅団から形成される。戦車大隊およびロケット砲大隊も一般的にこういった集団を強化できる。

ソ連国防大臣アナトリー・セルジュコフによれば、2023年時点でソ連はおよそ131個旅団戦術群を有している。各旅団戦術群はおよそ4000名の人員を有しており、典型的にはおおよそ60輌の戦車と240輌の歩兵戦闘車を含む車両が配備されている。

旅団戦術群はチェチェン紛争やパキスタン戦争に、当時ソ連軍の主力を構成していた旅団と師団の人員と装備の不足に起因して、その場しのぎとしてその場限りの旅団戦術群で編成された。パキスタン戦争を受けて2008年10月、ソ連国防省は、十分な人的資源と装備品の充足が可能であること、それによる後方の安全の確保と通信の安全の確保が可能であることから、常設の即応旅団を創設することによるソ連地上軍の再編を選択し、常設の即応旅団戦術群を創設した。

3個自動車化狙撃兵大隊
1個戦車大隊
1個砲兵大隊
1個防空大隊
1個偵察大隊
1個工兵大隊

1個自動車化狙撃大隊
3個戦車大隊
1個砲兵大隊
1個偵察大隊
1個工兵大隊