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神国自動防空警戒システム「ADAS」は、大神国軍が配備する自動防空警戒システムである。自動化された航空警戒管制システムであり、指揮命令、航空機の航跡情報等を伝達・処理し、迎撃を行う全国規模の戦術指揮通信システム(コンピュータシステム)である。主に、航空自衛部隷下の防空警戒団が運用している。通称は「アダスシステム」である。2014年5月7日に制式化され、2017年より試験運用、2019年2月に本格運用がされた。また、大神国の緊急通報システム「NSEI」システムの一角をなすシステムである。

概要

前代自動防空警戒システム「DASE」の更新時期が近付いてきたことと、新PIPPSSシステムなどの他のシステムとの互換性の問題もありDASEの更新が決定された。それによって、空戦隊防空系システム開発本部、神居電子機器産業、夜去電子産業によって開発されたのがADASシステムである。
主に改善点は以下のとおりである。
・分散処理アーキテクチャの採用。
・地上回線の強化:陸上情報伝達基盤(非衛星依存型自衛部運用システム)の採用
・他システムとの互換性強化:コンピュータ運用統一基盤と結合C4Iシステム新PIPPSSへの接続(=フィールド全体で戦闘を行う「フィールドウォー」概念への参加)。
・明確な探知システムや迎撃システムの階層付けと戦術システム以下の徹底された自動化。

迎撃の方法

まず最初にレーダーシステムが、防空識別圏に侵入した未確認航空機や新たに探知された敵弾道弾発射装置などを通知する。
その上でそこから何らかの高速分離体が発射された場合、それを探知したレーダが属する統合武器運用セクションのシステムが自動で弾道計算を行い、弾着地点を計算し事前に登録された人口密集地や原発、自衛部施設付近や友軍拠点に着弾が予想される目標を自動追尾する。なお、過疎地や砂漠などに落下すると見られる「脅威度」が低いミサイルの場合は特別な指示がない限りは無視されることになる。
その上で、脅威度情報や敵味方識別情報などのパッケージを中央中核情報処理センターに確認表記がなされ攻撃許可が出された場合これを迎撃する。なお、脅威度が高いと判定された兵器は無条件で自動で迎撃される。
ADASYシステムの構成地域には、防空区域の全てをおおうように地上設置型フェイズドアイレーダーと各種レーダーシステム、中核処理システムが分散的に配置されており、さらに戦術衛星に搭載されたレーダーとカメラ、世界中に展開している統合武器運用型護衛艦などにより世界中ほとんどの地域から情報収集が行えるようになっており、世界中で合計同時4500以上の目標を迎撃することができる。

構成する機器、施設

探知部門

中央中核情報処理システム
神居都の兵部府本庁舎などに設置されている中央システム。ADASYシステムの監視や司令、保守等を遠隔である程度実施することができる。新PIPPSSシステムでは作戦立案支援セクションに属する。
統合武器運用サイト
統合武器運用型フェイズドアレイレーダーの地上設置型。探知範囲は開けた土地で約1000kmと推測されている。しかし設置半径の基準や傾向は隠匿されており不明である。また、自動脅威判定を行う中核である。統合武器運用サイトは一つの「セントラルサイト」とセントラルサイトの支配下に属する複数の「サポートレーダーサイト」で構成され、サポートレーダーサイトは通常5~10の三次元レーダである。セントラルサイトとその支配下にあるサポートレーダーサイトが補足した目標は常にセントラルサイトで脅威度判定を行う。新PIPPSSシステムでは戦術セクションに属する。
支援衛星
早期観測衛星
静止軌道に位置し、現在40機ほど運用されていると予測されているが実態は不明である。主に弾道ミサイルや極超音速ミサイルに関する情報について探知を行い、探知した情報を中央情報処理システムに送信している。
補足衛星
New Generation ADASYで導入される予定の小型衛星。約4000機〜約400機の小型衛星を高度360km付近に打上げ、衛星コンステレーションを実施し敵の極超音速ミサイルの補足を行うとされている。ただ、コストの面から実現が不安視されている。現在アメリカと開発している極超音速滑空体迎撃システムのオプションの一つ。
地域防空システムレーダーサイト
その地域が属する統合武器運用サイトの情報や中央情報処理システムからの情報を基礎として無人機による情報や早期警戒管制機、戦闘哨戒機などの情報をもって「重要施設」の防御を行う。防御範囲は最大でも60~70kmとされており、主に無人機・砲弾・ロケット弾・敵航空機を迎撃対象としている。
パトリオット
一応防空システムに組み込まれているシステムであるが主任務は兵站基地や皇居など超重要拠点に飛来する短距離弾道弾などの撃ち漏らしの最終段階の迎撃であり、このシステム全体とは性質が異なるためこの項では記述しない。

攻撃部門

攻撃は「長距離弾道弾」に対抗するために大気圏外で敵ミサイルを迎撃する長距離地対空ミサイル「セクション1a」や「中距離弾道弾」に対抗するための大気圏外で敵ミサイルを迎撃する中距離地対空ミサイル「セクション2」などと細かく階層分けされている。また、迎撃弾の誘導は基本的にその地域のセントラルサイトやサポートレーダーサイトに取り付けられている「ミサイル誘導装置」によって実施されている。
セクション1a
YGAM-1100などの大気圏外長距離迎撃ミサイルによって構築されている。主に大気圏外での長距離弾道ミサイルの撃墜を目指している。
セクション1b
YGAM-2000などの中距離迎撃ミサイルによって構築されている。主に上層大気圏での中距離弾道ミサイルの迎撃を目指している。
セクション1c
パトリオットなどによって終末段階のミサイルを大気圏内で破壊することを目標としている。
セクション2a
短SAMやGAM-110xなどの対航空機・大型無人機向けの長距離範囲での迎撃システムである。探知された航空目標から最初の対空ミサイル拠点からの半径110km圏内若しくはそれ以上の範囲での迎撃を担う。
セクション2b
GAM-110bなどによって構築される対航空機・大型無人機向けの中距離範囲での迎撃システムである。探知された航空目標からこれに該当する運用を行う最初の対空ミサイル拠点の半径65km圏内の迎撃を担う。
セクション2c(拠点のレベルによっては構築されない)
GAM-45などによって構築される対航空機・大型無人機向けの短距離範囲での迎撃システムである。探知された航空目標からこれに該当する運用を行う最初の対空ミサイル拠点の半径30km圏内の迎撃を担う。
以下は地域防空システムと同化する
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