架空国家を作ろう　第1.1世界線

BTR-80は、1984年に開発された水陸両用の装甲兵員輸送車である。BTR-70から大幅な改良を果たし、1120馬力ガソリンエンジン2基から260馬力ディーゼルエンジン1基に換装され、被弾した際の発火のしにくさ、燃費の良さから出力向上と信頼性の確保が図られている。アフガン侵攻の戦訓から、機関銃の最大仰角を拡大している。防御性を向上すべく発煙弾発射機も搭載されている。型式としては指揮型のBTR-80K、歩兵戦闘車型のBTR-80A、特殊部隊向けのBTR-80S、BTR-80UM、BTR-80UP、BTR-94、BTR-3U、最新型のBTR-82、BTR-82A、夜間交戦能力を向上させたBTR-82AT、無人砲塔を搭載したBTR-BM、偵察戦闘車型のBRDM-3、護衛用のBPDM「タイフーンM」、装甲回収車型のBREM-K、自走迫撃砲型の2S23「ノーナSVK」、化学偵察車型のRHM-6、民間向けのGAZ59032、極地調査用の民間向けのGAZ59037が存在する。ソ連軍の自動車化狙撃旅団の主力兵器となっている。総生産台数は5,000台となる。

BTR-80は、12.7mm重機関銃と7.62mm機関銃を搭載することが可能である。主武装は12.7mm重機関銃と7.62mm機関銃で、360度の旋回が可能である。アフガン戦争の戦訓から、最大仰角も向上している。機関銃は車長や搭乗員が操作することができ、外部からの攻撃に対して迅速な対応を取れる。一部の型式では、9M113、9M111といった対戦車ミサイルを搭載可能である。
12.7mm重機関銃は、対地空両用の武器であり、射程距離は最大で2,000m以上ある。この重機関銃は歩兵、軽装甲車両、ヘリコプターやドローンといったものに有効な手段である。
7.62mm機関銃は、主に歩兵への攻撃を目的とし、射程距離は最大で1,500m以上ある。
派生型のBTR-90やBTR-82には、より強力な武器が搭載されている。BTR-82Aには、30mm機関砲が搭載されており、対地空攻撃の能力を向上させている。

BTR-80は高い防御力を備えている。防御能力の例として、小火器の銃弾に耐えられる装甲板とNBC防護システム、煙幕発生機、ジャミング装置などの機能が挙げられる。
装甲板は複合装甲や鋼鉄板を使用しており、小銃や機関銃から発射される弾丸や破片から車両を保護する。厚さは最大14.5mmまであり、銃弾による攻撃に対しては一定の耐久性を保持している。
NBC防護装置の搭載で、核・生物・化学兵器に対しての高い防御力を実現。防護装置の効力により、乗員や搭載兵器の汚染が防がれる。
煙幕発生機を備えており、敵からの攻撃を回避する為に煙幕を撒くことができる。この煙幕で視界を遮ることにより、敵からの攻撃を回避する効果がある。
ジャミング装置は、車両の走行中の音や振動、妨害電波などを発生させることで、敵の射撃統制システムの正確性を損なわせることができる。これにより、敵の射撃統制システム使用による正確射撃を妨害することができる。

BTR-80は、240馬力のディーゼルエンジンを搭載し、最高速度は整地で90km/h、不整地で70km/h、水上で10km/h、航続距離は600kmである。水陸両用性に優れており、河川や湖沼、海岸沿いなど多様な環境で使用される。

• BTR-80
• BTR-80K
• BTR-80A
• BTR-80S
• BTR-80UM
• BTR-80UP
• BTR-94
• BTR-3U
• BTR-82
• BTR-82A
• BTR-82AT
• BTR-BM
• BRDM-3
• BPDM「タイフーンM」
• BREM-K
• 2S23自走迫撃砲
• RHM-6
• GAZ-59032
• GAZ-59037

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