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TM-02軽戦車
基本情報
種類軽戦車
運用者ソビエト連邦軍地上軍
製造期間2019年~現在
製造ウラルヴァゴンザヴォード
製造数2,678輌
性能
全長7(m)
全幅3.8(m)
全高2.8(m)
重量30(t)
懸架方式トーションバー方式
速度70~50(km/h)
主砲115mm滑腔砲
副武装7.62mm機関銃SGMT
装甲モジュール式複合装甲
エンジンV-56/4ストロークV型12気筒液冷ディーゼルエンジン
940馬力
乗員3名

概要

TM-02は、TMシリーズ2号として開発された軽戦車である。現代が求める戦車とは、軽量かつ機動性に優れ、主力戦車の撃破が可能な戦車が求められていることから、この戦車の開発では低いシルエットと軽量かつ高機動性を実現した。電波吸収材料を用いており、敵のレーダーを無効化又は妨害することからステルス性もあるとされている。総生産台数は2,678輌である。

特徴

攻撃力

TM-02が装備する115mm滑腔砲2A22は、2A21の改良型、TM-02への搭載を目的として開発された主砲である。改良された2A22は、新開発されたAPFSDS、HEAT、HE、対戦車ミサイルを使用できる。口径は115mmで、既存の全ての115mm砲弾を発射できる。この主砲からは通常の115mm徹甲弾を毎秒1820mの速度で発射することができ、これにより2000m先で700mmの装甲貫徹能力を発揮する。これは西側が保有する第3世代主力戦車の装甲を十分に対抗でき、この攻撃力を恐れられていた。

砲身の製造にあたっては、軽量化された特殊加工鋼を用いている。これにより軽量化しつつも砲身の強度と靱性値を向上させている。砲身の製造にはかなり高い水圧で自緊処理が施されており、これにより薬室最大圧力は760MPaに達する。砲身内部は耐腐食性を高めることを目的としてクロムメッキ加工が施されている。115mm徹甲弾を使用し続けた場合の砲身寿命は1200発である。砲身は無人砲塔である為に、エバキュレーターを装着していない。砲基部にはレーザー照射装置、砲身先端右側に砲口照合ミラーがあり、砲口の歪みを検出できる。

TM-02の主砲弾は、対戦車戦闘に用いる徹甲弾と、他の目標との戦闘にも用いる多目的榴弾の二種類が存在する。「2A22」115mm戦車砲向けの徹甲弾「3VBMS02」徹甲弾が用意されている。多目的榴弾としては、「2A22」115mm戦車向けの多目的榴弾「3VOFS02」多目的榴弾が用意されている。3VBMS02徹甲弾は重量14.6kg、砲口初速2250m/s、射程2000mにおいてRHA換算1120mmの装甲貫徹能力を有する。対戦車戦闘を目的とし、その高い装甲貫徹能力は西側諸国の主力戦車の装甲、主に車体の装甲を十分に貫徹することができる。この砲弾の特徴は、他のAPFSDSと比べて非常に軽量かつ高速で飛翔し、高い威力を兼ね備えていること。砲弾の開発者の不断の努力により生み出されたこの砲弾は、軽量かつ強度の高い物資が侵徹体に用いられている。3VOFS02榴弾は重量19.8kg、砲口初速1500m/s、射程2000mにおいてRHA換算930mmの装甲貫徹能力を有する。戦車の装甲貫徹、装甲車の破壊、コンクリートトーチカ、バンカー、要塞砲などの破壊、障害物の破壊、敵歩兵部隊の散開、混乱を狙った爆発を目的とする。

TM-02は手動による装填ではなく乗員区画を減らして自動装填装置を搭載している。自動装填装置はベルトコンベア次弾装填方式を採用している。マガジンは砲塔後部にあり、ここには29発の砲弾を搭載可能である。この他、車体には砲弾16発を搭載するスペースが設けられている。乗員の生存性向上のため、砲塔後部のマガジンにはブローオフパネルが設けられており、誘爆時に爆風を外側に逃がすことで乗員への被害を阻止することができる。自動装填装置は5秒ほどで次弾を装填する能力があり、毎分最大12発という高い速度で砲弾を発射することができる。自動装填装置と弾薬搭載スペースは誘爆を防ぐため、弾片防止ライナーを装備、また引火を防ぐため自動消化装置も搭載されている。

TM-02は砲塔上部に7.62mm弾を使用するPKVT重機関銃を1挺、30mm自動擲弾砲を2挺装備している。PKVT機関銃は対空迎撃、歩兵への攻撃などの任務を持つ。30mm自動擲弾砲はそれぞれ20発搭載しており、車体に20発格納する。装甲車の破壊、対戦車部隊への攻撃を任務としている。PKVT機関銃の装弾数は3,000発となっている。
防御力
乗員は車長、操縦手、砲手の3名である。車体前方左側に操縦手、車体前方右側に砲手、車長となっている。被弾時に乗員が一挙に全滅することを防ぐための配置であるとされている.乗員区画には与圧式NBC防護装置が備わっており、浄化された空気を常に供給している。冷暖房設備と携帯式トイレを備えており、居住性の向上を計っている。

TM-02の装甲はそのコンパクトな車体に合わせた新型複合装甲と爆発反応装甲、そして電波吸収材料を搭載している。車体正面や砲塔正面に装備される複合装甲は、軽量化を図るべくチタン合金、炭化ホウ素、拘束セラミックからなっている。これにより、APFSDSに対して均質圧延装甲換算で900mm~1000mm相当、化学エネルギー弾に対して1200mm相当の防御力を発揮する。

砲塔側面や車体側面の乗員区画に対しては、車体正面や砲塔正面と同様の複合装甲を配置しており、砲塔上面には特殊鋼を用いた簡易的な複合装甲を装備し、152mm砲弾の直撃や対戦車ミサイルの直撃に耐えられるとされる。運動エネルギー弾に対して均質圧延装甲換算で300mm相当、化学エネルギー弾に対して均質圧延装甲換算で500mm相当の防御力を有している。

TM-02では車体前面、砲塔前面、砲塔側面、砲塔上面、サイドスカートに対する増加装甲パッケージ、リアクティブ装甲の提供がされている。これらの追加装備は装甲厚の増加と防御性能の向上を図るべく、車体や砲塔に装着されていた。これらの追加装備を装着する場合、5t程重量が増大する。

増加装甲のひとつに爆発反応装甲が用意されている。爆発反応装甲は成形炸薬弾、運動エネルギー弾の両方に効果を発揮できる「ニージュ」が用意されている。この爆発反応装甲は、複合装甲や素の装甲の上に重ねて装着でき、タンデム弾頭に対応するべく積層構造にもできる。

「二ージュ」は主力戦車に搭載することを目的とした成形装薬弾及び運動エネルギー弾対策用の爆発反応装甲である。モジュールは、特別な手順なしに瞬時に作動するようになっており、使用に際しての試験的な作動や修繕といった準備は必要とされない。モジュールは100%の稼働率とあらゆるタイプの砲弾からの防御力を有しており、火砲からの砲撃に対する安全性を確保し、破片や発火性物質による暴発の危険性を除去している。装甲における高性能爆薬による影響は、水準以下まで軽減される。ニージュはコンタークト-5と比べて1.8から2.7倍の防御効果を発揮し、軽量さ、据え付けの簡易さ、低価格高性能などにより、高いコストパフォーマンスを持つ。また、コンタークト-1やコンタークト-5の構成部品の互換性も1:2の相関性で確保しているため、量産がしやすい利点がある。搭載例としてはT-64BMや、T-84BMに搭載されている。

TM-02ではハードキル型アクティブ防護システム「アリーナ-2」、ソフトキル型アクティブ防護システム「シュトーラ-1」が搭載されている。この「アリーナ-2」と「シュトーラ-1」はコンピュータを通して連携防御能力を有し、レーダー警戒装置、レーダー探知機、ミリ波レーダー、全周監視カメラ、各種妨害装置、散弾発射機などの機能で防御システムを構築している。

ハードキル型の「アリーナ-2」は、ハードキルとして敵対戦車ミサイル・砲弾の着弾前に撃墜することを目指し、様々な武装・警戒設備を搭載している。標的はレーダー設備や全周監視カメラで戦車の砲撃の予兆や接近する飛翔体を探知している。砲塔後部の片隅のスペースに高速で飛翔する超小型ミサイル60発が装備されており、標的付近に接近したところで爆発を引き起こし、本車への着弾を阻止する。
それでも阻止できなかった場合、散弾発射機による撃墜を行う。しかし、超小型ミサイルと比べて命中率は低い。

ソフトキル型の「シュトーラ-1」はソフトキルとして敵戦車が本車に対して攻撃するのを妨害することができる。シュトーラ-1は妨害装置の機能を持ち、敵対戦車ミサイルの測距と照準システムに異常をもたらす。360°の対応範囲を持ち、煙幕展開装置により赤外線を通さない煙幕を周囲に展開できる。
機動力
TM-02は液冷式ディーゼルエンジン「V-56」を使用している。V-56は排気量約14.8Lの4ストロークV型12気筒ディーゼルエンジンで、あらゆる種類の燃料を使用でき、最大エンジン出力は980馬力、最大エンジン回転数は2,000rpmに達する。このエンジンの出力により、出力重量比は31.9に達し、整地では70km/h、不整地では50km/hで走行できる。エンジンは-55度から+60度までの温度範囲で正常に動作し、また3重のエアフィルターにより99%を超える粒子を除去することが出来るため、極寒の地域から砂塵の多い地域まで使用可能である。燃料消費率は2.4L/kmとされており、整地で時速70kmで走行した場合、1Lあたり1250m、不整地で時速50kmで走行した場合、1Lあたり600mである。燃料は車内に1200Lまで搭載でき、航続距離はおよそ500kmとされる。また、車体後部に外部燃料タンク(300L入り、最大2本)を搭載すれば、航続距離は800kmに増加する。変速機は、油圧機械式のマニュアルトランスミッションで、時速40km以上の速度で後退できる。懸架方式ではトーションバー・サスペンションを採用している。高い悪路走破性能を持ち、泥濘や障害物、水中あらゆる場所を走破することができる。
ベトロニクス
PL-01にはステルス性を高めるために豊富な電子戦機器を搭載している。射撃統制システム、データ・リンクなどはもちろん搭載している。

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