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フェロース級警備艦
要目
全長110m
全幅13.5m
喫水3.9m
排水量2400t(基準排水量)
3000t(満載排水量)
速力26ノット
乗員110名
搭載兵装70口径130mm速射砲1門
遠隔操作式30mm機関砲2基
533mm8連装垂直発射装置2基
近接防空ミサイル用11連装ランチャー1基
艦対艦ミサイル用4連装ランチャー2基
324mm3連装魚雷発射管2基
機関方式CODOG方式

概要

フェロース級警備艦は、第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍海軍が運用する警備艦。諸外国ではミサイルフリゲートに分類されることも多いが、第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍海軍は警備艦とミサイルフリゲートについて全く別の艦種として扱っているため、このページでもそれに準拠して記述を行う。ミサイルフリゲートは機動的に統合運用され常に艦隊のワークホースとして主に外洋で活動する艦種であるのに対し、本級のような警備艦は各地の水域警備部隊に配備され、平時には自国近海を通航する他国水上戦闘艦の警戒監視、情報収集、海外派遣と対テロ作戦など、有事に際しては自国近海における敵潜水艦の排除や船団の護衛などの任務に当たる。旧来の駆潜艇やミサイル艇を代替するために大量建造が行われており、2023年現在で30隻が配備されている。

能力

装備

C4ISR・データリンクシステム
戦術情報処理装置としては、SDC-13が搭載されている。SDC-13は、アカプルコ級ミサイルフリゲート向けに開発されたSDC-09戦術情報処理装置を元に、機能を絞って最適化と低コスト化を図ったモデルである。SDC-09と同様、完全オープンアーキテクチャ化・商用オフザシェルフ化された戦術情報処理装置であり、複数のワークステーションによる分散コンピューティングでの情報処理を行うことが可能である。各ワークステーションは、ローカル・エリア・ネットワークを経由して各種センサーや武器システムを統合した機能別のサブシステムと連接されている。

センサーとしては、RMB-12多機能アクティブフェーズドアレイレーダー、SB-05中周波ソナーシステム、SB-09曳航式可変深度ソナーシステム、OMB-11複合光学センサーシステムなどが搭載されている。

RMB-12は、艦砲及びミサイルの射撃管制や対水上捜索などを目的とするXバンドアクティブフェーズドアレイレーダーであり、そのアンテナは2004年より建造されたベニート・フアレス級ミサイル駆逐艦やアカプルコ級ミサイルフリゲートに搭載されたRCIB-05射撃管制用アクティブフェーズドアレイレーダーと共通である。一辺1.5mの正方形状のスペースに3000以上の送受信モジュールが敷き詰められており、本級ではこれをマスト上部の3面に固定して搭載している。RCS1屬寮鐺機に対して120~130km、RCSが非常に小さいステルス戦闘機に対しても20~25kmから追尾を行うことが可能で、1面につき同時に最大25目標を追尾可能である。

SB-05は、バウ・ソナー方式で船体に装備される中周波ソナーシステムである。これは、2000年代を通じて12隻が建造されたエルモシージョ級ミサイルフリゲートの後期型に装備された国産のソナーシステムであり、周波数帯としては6〜8キロヘルツ帯を使用する。最大探知距離はおよそ32kmで、近距離における潜水艦への警戒と短魚雷の射撃指揮に使用され、後述するSB-09や哨戒ヘリコプターを補完する。

SB-09は、艦後部から曳航される曳航式ソナーシステムで、2010年代以降に建造された第四インターナショナル連邦共和国の水上戦闘艦で標準装備となっている。全長はおよそ240m、直径はおよそ9cm、周波数帯としては、アクティブ・ソナーモードの場合0.95~2.1キロヘルツ、パッシブ・ソナーモードの場合0.1~2.1キロヘルツを使用する。極力母艦の運動性能を制限しないように設計されているため、最大30ノットでの曳航に耐えられる。理想的な条件下においては、最大で110~130km先(第2CZ付近)の敵潜水艦を探知することが可能と目されている。また、僚艦とのデータリンクによって、バイスタティックないしはマルチスタティックソナーとして運用することが可能である。

OMB-11は、警備艦向けに開発された複合光学センサーであり、可視光CCDイメージセンサ、熱線映像装置、レーザー測距装置を統合した電子光学照準システムとなっている。艦橋天板に装備されており、全周旋回が可能で、主砲や機関砲の射撃管制に使用することも可能である。
対地/対水上兵装
艦砲としては、船体前部にCN-92 130mm単装速射砲を1基搭載している。軽量化のため、砲塔の素材は繊維強化プラスチックとなっており、重量はおよそ25tである。砲塔内は完全に無人化されており、遠隔操作で制御される。砲身長は70口径で、砲口初速は900m/s、最大射程は通常砲弾使用時でおよそ35km、ロケットアシスト付き誘導滑空砲弾を使用した場合は70km以上に達する。20発入りの即応弾用ドラムマガジンが3つ用意されており、3種類の弾薬を即座に切り替えることが可能である。砲弾には通常は多目的信管が備え付けられており、薬室に装填される際に信管のモードが電気的に設定される。多目的信管は着発信管、時限信管、近接信管などの各種モードで動作することができる。長時間の持続射撃を可能とするため、砲身は水冷式を採用しており、毎分30発のレートで射撃を行うことができる。

また、130mm単装速射砲を補う目的で、遠隔操作式30mm機関砲を両弦に1基ずつ、合計2基搭載している。30mm機関砲はデュアルフィード設計によって2種類の弾薬を任意のタイミングで切り替えることが可能で、毎分250発の速度で連射可能である。主に対舟艇射撃を目的としており、敵の小型自爆ボートによるチープキルなどへの対抗手段となっている。

対艦ミサイルとしては、自衛用にMBB-09艦対艦ミサイル用の4連装ランチャー2基を搭載している。MBB-09はコンパクトかつステルス性に優れた対艦ミサイルであり、シースキミング時の最大射程は約200~250km、高高度を巡航した場合の最大射程は約500~600kmとされている。通常、中間誘導には慣性航法、電波地形照合、衛星航法、データリンクを、終末誘導にはアクティブ/パッシブレーダー誘導と赤外線画像誘導をそれぞれ利用するが、ステルス性を重視する場合、終末誘導においてアクティブレーダー誘導を使用せずに敵艦を攻撃することも可能である。

沿岸警備から対テロ作戦まで幅広い任務に対応することを求められた本級では、必要に応じて艦対地ミサイルを搭載し、遠隔地への精密火力投射を行うことが可能である。このような用途で使用される兵装としては、MBT-10艦対地巡航ミサイルやMBT-14艦対地超音速滑空弾が挙げられる。

MBT-10艦対地巡航ミサイルはステルス性に優れた巡航ミサイルであり、最大射程は弾頭重量350kgのモデルで1500km、弾頭重量500kgのモデルで900kmである。通常、中間誘導には慣性航法、電波地形照合、衛星航法、データリンクを、終末誘導には赤外線画像地形照合をそれぞれ利用する。弾頭としては、高性能炸薬榴弾、徹甲榴弾、多目的クラスター子弾の3種が選択可能である。超低空飛行能力、地形追従能力、そして低RCSによって、ミサイルを探知して迎撃することはかなり困難である。

MBT-14艦対地超音速滑空弾はクアッドパックに対応したコンパクトな艦対地ミサイルであり、最大射程はおよそ250kmで、ハープーンクラスの対艦ミサイルの射程圏外から地上目標を攻撃することが可能である。弾頭部のBPG-150は慣性航法と衛星航法を利用して半数必中径数m以下の高い精度での攻撃が可能で、またその威力は203mm砲弾とほとんど同等であり、厚さ1.5mの鉄筋コンクリートを容易に貫通できるため、敵の地対艦ミサイルや地対空ミサイルの掩体を破壊するのに最適である。
対空兵装
本級は主に自国近海ないしは低強度紛争海域での運用が想定されているため対空戦闘能力は最低限度の水準で十分とされ、艦の中央部にSMAB-12近接防空システムが装備されているのみとなっている。SMAB-12は、Xバンドの捜索レーダー、Kuバンドの射撃管制レーダー、可視光カメラと熱線映像装置を統合した電子光学照準装置、11連装ミサイルランチャーを統合したシステムであり、システム単体で最大12の目標を同時追尾でき、脅威度が高い目標から順に迎撃を実施する。ランチャーに搭載されるミサイルは、MAA-05短距離空対空ミサイルを元に開発されたMBA-12近接防空ミサイルである。最大射程はおよそ10kmで、パッシブレーダー誘導と赤外線画像誘導を併用して敵の対艦ミサイルと味方の対空ミサイルを識別し正確な迎撃を行えるため、複数発を連射することも可能である。
対潜兵装
フェロース級では有事の際に沿岸部の敵潜水艦を排除し船団護衛などを行うことが要求された。このため、魚雷発射管と後述する哨戒ヘリコプターの運用能力を備えるほか、必要に応じて対潜ミサイルを搭載し、対潜戦闘に使用することが可能である。本級に対潜ミサイルを搭載する場合、通常MBS-07対潜ミサイルが装備される。

MBS-07は、324mm短魚雷を運搬する垂直発射式の対潜ミサイルであり、最大射程はおよそ70kmで、これはおおよそ第1CZに相当する。弾頭部の魚雷としては、MBS-07AではT97魚雷が、2015年に登場した改良型のMBS-07BではT12魚雷が使用される。T97魚雷はアメリカのMk.50魚雷の影響を受けて開発された短魚雷であり、液体リチウムと六フッ化硫黄を燃料とする閉サイクル蒸気タービンによって深海で高機動性を発揮できるのが特徴である。T12魚雷はT97魚雷の改良型で、センサー部分と信号処理能力をアップグレードし、浅海域の複雑な音響環境に対応しているのが特徴である。

両弦には、近距離の敵潜水艦に対抗するために324mm3連装魚雷発射管を1基ずつ備えている。
電子戦装備
フェロース級では設計段階より防空能力が相当妥協されており、生存性を確保するために電子戦能力が重視された。このため本級では、アカプルコ級に搭載されていたのと同様のSGEB-09艦艇電子戦システムを搭載する。これは、エルモシージョ級に搭載されていたSGEB-01艦艇電子戦システムを元に信号処理をデジタル化することで高性能化を図ったシステムであり、脅威電波を探知し、さらに自動で妨害・欺瞞が実施可能な電子戦システムである。システムを構成する各種のアンテナは、艦橋上部に集中配置されている。

SGEB-09は、電波探知装置としてはRARB-09を使用する。これは0.2~2GHzの低周波用アンテナ、2~12GHzの中周波用アンテナ、12~40GHzの高周波用アンテナの3種類の受信用アンテナから構成され、全周360度をカバーすることができる。高感度のアクティブフェーズドアレイアンテナによって、標準的なサイズの対艦ミサイルのアクティブレーダーシーカーの発する電波ならば数十km先から、戦闘機の火器管制レーダーの発する電波ならば数百km先から探知でき、それらの脅威の方角を1~2°×1~2°程度の精度で特定することが可能である。

一方、電子妨害装置としては、SCEB-09を使用する。これは、低周波用、中周波用、高周波用の3種類の妨害アンテナを備えており、RARB-09が探知し、制御コンピューターが分析した脅威電波に対し、自動で効果的な妨害ないしは欺瞞を行うことが可能である。

さらなる対抗手段としては、RARB-09と連動したチャフ・フレアディスペンサーが用意されている。ここからは、従来のチャフやフレアはもちろんのこと、自ら電波を放出して艦の位置を欺瞞するアクティブ・デコイや、投棄式の電波妨害装置を射出することも可能となっている。
航空機運用能力
フェロース級では対潜哨戒ヘリ1機の搭載能力が要求されたため、艦後部に幅15m×全長25mのヘリパッドが用意されている。ヘリパッド上には、1基の着艦拘束/移送装置が用意されている。拘束装置自体が着艦したヘリの位置や向きを調整する機能を備えるため、複雑な操作が不要で、着艦後の拘束から格納庫への移送までの全ての操作を1名のみで行うことが可能である。格納庫は最大1機の格納・整備に対応する。夜間や悪天候時にも安全な着艦を可能とするため、最新の着艦誘導システムを搭載しており、ヘリ側に取り付けられた赤外線マーカーを熱線映像装置によって追尾し、レーザー測距装置によって相対距離を測定、距離情報は対潜ヘリ専用データリンク装置を経由してヘリ側に送信することが可能である。これらのシステムにより、12.5tまでのヘリコプターをシーステート6までの海況で運用することができる。

フェロース級は通常、艦載機としてHS-99対潜哨戒ヘリを1機搭載している。これは地上軍のHU-90汎用ヘリコプターをベースに、対水上レーダー、ディッピングソナー、ソノブイ発射機、磁気探知機、対潜ヘリ専用データリンク装置を搭載したものである。ネサワルコヨトル級では通常、最新型のHS-99Cを搭載しており、これにより、ヘリ同士の間のデータリンクやヘリと母艦の間のデータリンクによるマルチスタティックソナー運用を可能としている。本級のヘリコプター用弾薬庫には対舟艇ミサイルが準備されており、任務中に遭遇した敵の小型船舶などに対し必要に応じて対舟艇ミサイルによる撃沈措置を講じることもできる。

設計

船体
フェロース級では設計段階より防空能力が相当妥協されており、生存性を確保するためにステルス性が重視された。船型としては中央船楼型が採用されており、電波ステルス性を高めるために船体と上部構造物には共に7~10°前後の傾斜が付けられている。軽量化、低RCS化のために艦上構造物に複合材を使用することも検討されたが、低強度紛争地域で対テロ作戦などに従事する場合、対艦ミサイルの被弾や自爆ボートによるチープキルなど様々な形態の損傷を受けることが予測され、火災に対するダメージコントロールの点で複合材は不利であることから、最終的には主船体と艦上構造物共にほぼ全て鋼製となった。

小型の船体ながら比較的充実したダメージコントロール能力も有しており、船体は二重隔壁により9つの水密区画に区分されている。弾薬庫や指揮所などの重要区画には、高強度鋼、ケブラー、ガラス繊維強化プラスチックからなる弾片防御のための簡易的な装甲が施されている他、重要な配管・配線などは徹底的に分散配置され、艦内からは可能な限り可燃物が取り除かれている。乗員区画は全て与圧式NBC防護装置を備えた空調システムにより保護されている。
機関
フェロース級では、巡航時の燃費と高速航行能力を両立すべく、CODOG方式が採用されている。これは、低速時はディーゼル機関で推進器を機械駆動、高速時はガスタービン機関に切り替えて推進器を機械駆動する方式である。巡航用ディーゼル機関としては、MDB-11ディーゼルエンジンが2基搭載される。これは1基あたり5000馬力を発揮可能なディーゼルエンジンで、2基とも稼働させた場合18~19ノットの速力を発揮することができる。高速航行用ガスタービン機関としては、MGB-09ガスタービンエンジンが1基搭載される。これは25000馬力を発揮可能なガスタービンエンジンで、稼働させた場合25~26ノットの速力を発揮することができる。この他、艦内電源用としては、艦内電源用としては、最大1.5メガワットを発電可能なディーゼル発電機が3基搭載されている。

同型艦

艦名起工進水就役
フェロース
(Feroz)
2012年4月14日2013年1月12日2014年2月28日
フリオーソ
(Furioso)
2012年7月22日2013年4月7日2014年5月23日
フェルボローソ
(Fervoroso)
2012年10月2日2013年7月27日2014年8月13日
ファティディコ
(Fatídico)
2013年2月1日2013年11月26日2014年12月24日
フェルビエンテ
(Ferviente)
2013年8月28日2014年5月30日2015年6月8日
フォルミダブレ
(Formidable)
2013年11月15日2014年8月9日2015年9月16日
グランディオーソ
(Grandioso)
2014年3月3日2014年12月12日2016年1月7日
グロリオーソ
(Glorioso)
2014年6月16日2015年3月17日2016年4月15日
ガリャード
(Gallardo)
2014年9月2日2015年6月21日2016年7月30日
ガラーンテ
(Galante)
2015年2月26日2015年11月2日2016年12月2日
クルーウェル
(Cruel)
2015年5月29日2016年2月19日2017年3月12日
クルーシアル
(Crucial)
2015年8月11日2016年5月14日2017年6月10日
コンプレート
(Completo)
2016年1月7日2016年10月4日2017年11月26日
コラーフド
(Corajudo)
2016年4月5日2017年1月29日2018年2月11日
マヘストゥオーソ
(Majestuoso)
2016年7月29日2017年4月8日2018年5月3日
マニフィエスト
(Manifiesto)
2017年4月10日2018年1月29日2019年2月28日
マラヴィリョーソ
(Maravilloso)
2017年7月8日2018年4月29日2019年5月16日
マグニフィコ
(Magnífico)
2017年10月18日2018年7月28日2019年8月24日
アペンディス
(Apéndice)
2018年3月25日2018年12月10日2020年1月3日
アステュート
(Astuto)
2018年6月29日2019年3月28日2020年4月1日
アウダース
(Audaz)
2018年9月28日2019年6月27日2020年9月5日
アグレシヴォ
(Agresivo)
2019年2月3日2019年11月21日2020年12月2日
ヴァリエンテ
(Valiente)
2019年5月16日2020年2月20日2021年3月21日
ヴェンガティヴォ
(Vengativo)
2019年8月3日2020年5月14日2021年6月30日
ヴェネラブレ
(Venerable)
2020年1月7日2020年10月14日2021年11月8日
ヴァリオーソ
(Valioso)
2020年4月19日2021年1月23日2022年2月7日
イラストーレ
(Ilustre)
2020年7月20日2021年4月7日2022年5月5日
インドマブレ
(Indomable)
2021年5月10日2022年2月26日2023年3月3日
インプラカブレ
(Implacable)
2021年8月15日2022年5月21日2023年6月19日
インファティガブレ
(Infatigable)
2021年11月17日2022年8月9日2023年9月13日
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