さるふつむら 猿払村 | |
 カムイト沼 | |
基本情報 | |
|---|---|
| 国 | 大日本帝国 |
| 地方 | 北日本地方 |
| 行政区画 | 北見県? |
| 郡 | 宗谷郡 |
| 面積 | 589.97k�� |
| 総人口 | 4,600人 |
| 村長 | 伊藤 卓 |
概要 
地理
東はオホーツク海の海岸線、西は丘陵山地を境に豊富町、南は幌延町、浜頓別町、北は稚内市に隣接している。
総面積は590k�屬鰺�し、村としては北海道本島で一番広く、総面積の約8割が山林や原野である。東部は約33kmの海岸線を通じて豊富な水産資源を誇るオホーツク海を臨み、西・北・南部は背梁を低下しながら幌尻山・エタンパック山を中心に、標高200ｍから400ｍ前後の宗谷丘陵が連なっている。中央部から東部にかけては広大な耕地や原野が広がっており、役場所在地の鬼志別を中心として大小11集落がある。
また、宗谷丘陵を水源として猿払川など6水系が緩やかな流速で屈曲しながらオホーツク海に注いでおり、下流域には大小の沼や湿原を形成している。
総面積は590k�屬鰺�し、村としては北海道本島で一番広く、総面積の約8割が山林や原野である。東部は約33kmの海岸線を通じて豊富な水産資源を誇るオホーツク海を臨み、西・北・南部は背梁を低下しながら幌尻山・エタンパック山を中心に、標高200ｍから400ｍ前後の宗谷丘陵が連なっている。中央部から東部にかけては広大な耕地や原野が広がっており、役場所在地の鬼志別を中心として大小11集落がある。
また、宗谷丘陵を水源として猿払川など6水系が緩やかな流速で屈曲しながらオホーツク海に注いでおり、下流域には大小の沼や湿原を形成している。
歴史
猿払
1798年（寛政10年）宗谷に来た幕吏三橋藤右衛門の随行の武藤勘蔵が、宗谷の巡察を記した蝦夷日記に、藤右衛門が宗谷の前浜にソウヤをはじめ、トンベツ、トママエまでの役付や主だったアイヌを集め大酒宴を開いたが、この席にサルフツから嶋綿入りを着たトンハライというアイヌが招かれたと書かれており、これが猿払(サルフツ)の初出とされる。
また、1807年（文化4年）に北方からの外国侵略の防備巡察に来道した近藤重蔵に従い、宗谷に来た幕吏田草川伝次郎の西蝦夷日記にも猿払(サルフツ)の名が登場している。
また、1807年（文化4年）に北方からの外国侵略の防備巡察に来道した近藤重蔵に従い、宗谷に来た幕吏田草川伝次郎の西蝦夷日記にも猿払(サルフツ)の名が登場している。
猿払村の分立
1919年（大正8年）浜頓別〜浅茅野に鉄道敷設。
1920年（大正9年）には、浅茅野〜鬼志別、翌々年には、鬼志別〜稚内が開通し、宗谷本線(旧)（後の天北線）となる。
1924年（大正13年）宗谷村（現稚内市）から分村し、猿払村として二級町村制を施行。
1920年（大正9年）には、浅茅野〜鬼志別、翌々年には、鬼志別〜稚内が開通し、宗谷本線(旧)（後の天北線）となる。
1924年（大正13年）宗谷村（現稚内市）から分村し、猿払村として二級町村制を施行。
樺太への海底ケーブル敷設
北海道と樺太間の電話通信は、長年の要望であったが、昭和9年に当時の最新技術で造られた海底ケーブルが敷設され、樺太との連絡が可能となった。この陸揚地として選定されたのが、猿払村の浜猿払であった。
猿払村は重要中継所として、樺太との通信拠点となっている。
猿払村は重要中継所として、樺太との通信拠点となっている。
行政
地域
- 浅茅野
- エサヌカ
- 浅茅野台地
- 芦野
- 猿骨・上猿骨
- 鬼志別北町
- 鬼志別西町
- 鬼志別東町
- 鬼志別南町
- 上猿払
- 石炭別
- 狩別
- 小石
- 猿払
- 知来別
- ナイウドロ
- 豊里
- 浜鬼志別
- エサンべ
- 浜猿払
軍事
- 鬼志別演習場
- 浅茅野飛行場
産業
農業
猿払村の農業は、明治30年の北海道国有未開地処分法による大農牧場によって幕が開けられ、開墾が進められた。
農業形態は昭和30年代より、酪農経営への転換、酪農専業の道を選択し、漁業と並んで村の2大基幹産業としての酪農業の地位が確立された。村内の広大な農地のほとんどが牧草畑で、酪農地帯が広がっている。
近年は、農作業の分業化を推進し、コントラクターやTMRセンターを中心に経営の近代化・農地の集積・後継者対策に努め、更なる経営の安定を目指している。魅力ある農村環境づくりを進めており、クリーンな牛舎や生産設備の整備などにより、生活・生産環境を改善し、自然と調和した酪農がされている。
農業形態は昭和30年代より、酪農経営への転換、酪農専業の道を選択し、漁業と並んで村の2大基幹産業としての酪農業の地位が確立された。村内の広大な農地のほとんどが牧草畑で、酪農地帯が広がっている。
近年は、農作業の分業化を推進し、コントラクターやTMRセンターを中心に経営の近代化・農地の集積・後継者対策に努め、更なる経営の安定を目指している。魅力ある農村環境づくりを進めており、クリーンな牛舎や生産設備の整備などにより、生活・生産環境を改善し、自然と調和した酪農がされている。
漁業
猿払村の漁業はかつて、資源枯渇により、危機に陥ったが、漁場造成や孵化・放流・育成事業など、資源管理型漁業への転換が進められたことにより、豊かなオホーツクの漁場を再び取り戻し、天然ほたて貝の水揚量は、日本一を誇り、毛ガニやサケ、マスと同様に、オホーツク海の大自然の恩恵を受け、猿払村の産業振興に大きな影響を与えている。
資源管理型漁業の推進のため、猿払村漁業組合では独自の試験研究体制の整備を確立して、生産技術の向上を目指しており、浅海漁場造成事業などの漁場整備や漁港機能の整備の充実に努めるとともに、他産業との交流を促進し、産業間の連携から地域資源を活かした付加価値の高いブランドの展開や将来を担う後継者の育成にも積極的に取り組み、活気のある漁業村民を創出している。
資源管理型漁業の推進のため、猿払村漁業組合では独自の試験研究体制の整備を確立して、生産技術の向上を目指しており、浅海漁場造成事業などの漁場整備や漁港機能の整備の充実に努めるとともに、他産業との交流を促進し、産業間の連携から地域資源を活かした付加価値の高いブランドの展開や将来を担う後継者の育成にも積極的に取り組み、活気のある漁業村民を創出している。
交通
公共
教育
中学校
- 村立拓心中学校
- 村立浜猿払中学校
- 村立鬼志別中学校
- 村立知来別中学校
小学校
- 村立浅茅野小学校
- 村立鬼志別小学校
- 村立知来別小学校
- 村立浜鬼志別小学校
- 村立石炭別小学校
- 村立芦野小学校
- 村立芦野小学校栄分校
- 村立上猿払小学校
- 村立小石小学校
- 村立猿払小学校
- 村立浜猿払小学校
- 村立狩別小中学校
警察
- 稚内警察署鬼志別駐在所
- 稚内警察署知来別駐在所
消防
- 稚内宗谷消防組合
観光
- ポロ沼
- カムイト沼
- モケウニ沼
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