とよとみちょう 豊富町 | |
 サロベツ原野 | |
基本情報 | |
|---|---|
| 国 | 大日本帝国 |
| 地方 | 北日本地方 |
| 行政区画 | 天塩県 |
| 郡 | 天塩郡 |
| 面積 | 520.69k�� |
| 総人口 | 7,600人 |
| 村長 | 原 高氏 |
概要 
地理
歴史
開拓の始まり
豊富町の開基は、1869年（明治2年）に開拓史が置かれ、水戸藩の支配に属したのが始まりである。1871年（明治4年）、各藩の分轄統治が廃され、天塩地方は水戸藩支配から開拓使の管轄となった。同年、栖原屋角兵衛は、天塩国一円、焼尻、天売地区の漁場持を開拓使より許可される。
そして 、天塩郡内が各村に区画され、1878年（明治11年）に現在の豊富町に、沙流村が設置された。
当時は道路は無く、付近にアイヌの家も無く鬱蒼たる原野であった。この兜沼湖畔には、1896年（明治29年）から抜海のアイヌの音吉なるものが狩猟のため小屋を構え､狩猟や魚を獲ったり、木の実を採取するなどしていた。抜海から兜沼までは、月に1度か2か月に1回くらい往来する程度で踏み分け山路があるのみで、道らしい道はなく、まさに何もない状態であった。
そして 、天塩郡内が各村に区画され、1878年（明治11年）に現在の豊富町に、沙流村が設置された。
当時は道路は無く、付近にアイヌの家も無く鬱蒼たる原野であった。この兜沼湖畔には、1896年（明治29年）から抜海のアイヌの音吉なるものが狩猟のため小屋を構え､狩猟や魚を獲ったり、木の実を採取するなどしていた。抜海から兜沼までは、月に1度か2か月に1回くらい往来する程度で踏み分け山路があるのみで、道らしい道はなく、まさに何もない状態であった。
開拓の進展
1900年（明治33年）には、上サロベツ、下サロベツ原野の国有未開地の貸下げが始まり、取扱人を和井内輝慶として、ワッカサクナイ駅逓所開設する。
1902年（明治35年）、羽幌村が二級村となる。梅村庄次郎が兜沼に入り、アイヌの音吉の案内で現地の調査が始まる。
1903年（明治36年）、梅村庄次郎以下12戸の美濃からの入植者が兜沼に入植し開拓を始めた。
1906年（明治39年）、大和県の加納久三郎が東豊富一帯に土地を得て農場を経営し、越後の佐藤久二郎他が入植、羽後の工藤多喜太他が入植。同年、沙流神社が建立される。
1907年（明治40年）、柏倉玄融大谷派説教所が開設しされた。同年、沼の端（現在の兜沼）特別教授所を開設した。
1902年（明治35年）、羽幌村が二級村となる。梅村庄次郎が兜沼に入り、アイヌの音吉の案内で現地の調査が始まる。
1903年（明治36年）、梅村庄次郎以下12戸の美濃からの入植者が兜沼に入植し開拓を始めた。
1906年（明治39年）、大和県の加納久三郎が東豊富一帯に土地を得て農場を経営し、越後の佐藤久二郎他が入植、羽後の工藤多喜太他が入植。同年、沙流神社が建立される。
1907年（明治40年）、柏倉玄融大谷派説教所が開設しされた。同年、沼の端（現在の兜沼）特別教授所を開設した。
産業
農業
豊富町の産業のなかで最も盛んなのが農業である。豊富町では、13000haの牧草地を基盤とした放牧型酪農であり、酪農は豊富町の基幹産業となっている。年間出荷乳量は7万2000tと北日本でも有数の出荷量である。 また広大な粗飼料基盤を有効に活用するため、黒毛和種も飼育されている。町内には、1500haという、日本有数の広さを誇る豊富町大規模草地育成牧場があり、町内外の酪農家から預託された 乳用育成牛が広大な牧草地にて放牧されている。町内には豊富牛乳公社があり、地元で生産された牛乳を「豊富牛乳」として加工・生産している。
林業
豊富町の面積の半数以上が森林であり、林業は豊富町の基幹産業のひとつとなっている。
漁業
日本海に面する稚咲内漁港は、冬季は強風で出漁期間も限られるが、好天日には利尻富士をすそ野から見渡すことが出来る。稚咲内漁港は、鮭・ホッキ貝・ヒラメ・タコ・カレイなどを中心に水揚量が多い。
また、サロベツの鮭は、豊富町の特産品で漁業漁獲額が一位である。
また、サロベツの鮭は、豊富町の特産品で漁業漁獲額が一位である。
鉱業
かつては良質の石炭や石油、天然ガスを産出するなど、鉱業が盛んであった。特に日曹地区は鉱業で栄えた町であった。しかし、現在では採算が合わない、埋蔵量が少ないなどのことから、鉱業は衰退し、閉山している。
郵便
- 豊富郵便局
- 兜沼郵便局
公共
教育
- 豊富高等学校
- 豊富中学校
- 豊富小学校
- 兜沼小中学校
警察
- 天塩警察署豊富駐在所
消防
- 天塩消防事務組合豊富支署
- 温泉分団
交通
バス
- 天塩沿岸バス
道路
- バイパス
- 豊富バイパス
- 富幌バイパス
- 国道
- 国道40号
タグ
コメントをかく