架空国家を作ろうの1.1世界線です

KC-797は桜島航空産業社?が開発した空中給油・輸送機である。開発母機はS-797型旅客輸送用航空機「ドリームスター」である。形式名称はKC-767甲/乙。愛称は「ペガサススター」。
KC-767
用途空中給油・輸送
分類空中給油型輸送機
製造桜島航空産業社
運用大神国自衛部
運用状況現役
値段2億1,810万USドル
スペック
原型機S797-D

概要

大神国ではKC-135を中心とした空中給油体制が組まれていたが、老朽化が進んでいたことやAQ110シリーズの無人機の空中給油体制を整えること、さらには充足率の低下に伴う少人数で運用できる高度にシステム化された空中輸送機などの要請をもとに2014年に制式採用された。
高度な電子化が進められた機体であるとともに、この機体もS797シリーズの系譜の一員であるため容易にモジュール化された機構を入れ替えることで空中給油以外の任務にも供することが可能であり、その静粛性と高度医療モジュールでさえも4基つめるその大容量電源なども相まって空中給油以外の任務にも供される。現在32機が調達されている。

機体

原型機はS797-Dである。この機体は2012年に型式証明を取得した運用年数が比較的短い機体であるものの、機体一つで旅客運搬・貨物運搬など様々なミッションをこなせることが好評で多くの航空会社に採用されていた実績があること。他の機体に比べ拡張性に富み、改造も容易だったこと、中長距離用路線用の航空機として開発され航続距離が非常に長いことなどから本型機が選定された。
なお、通常のS797-Dよりも胴体尾部が短く作られている。これは空中給油プロープが尾部に搭載される影響で、着陸時にしりもち事故を起こさないようにされている。給油用の燃料タンクは胴体のモジュール部に搭載される。なお、これらは隔壁がついたコンテナモジュールとして搭載され、空中給油プロープに接続される。なお、このコンテナモジュールは用途に応じて取り外すことが可能であり、実際に朝鮮人カナダ移送作戦ではモジュール部が乗員移送用モジュールに付け替えられたほか、ケータリングモジュールなども搭載され一機体あたり最大で340人の朝鮮人をカナダに移送している。
また、核兵器使用状況下などの過酷な状況での運用が想定されているため電磁パルス防御などのほかNBC防御なども行う。コックピッド上部にはアンテナが格納されている他、ALR-69Aレーダー警報受信機(RWR)、AN/AAQ-24(V)ネメシス指向性赤外線妨害装置(DIRCM)といった自己防御装置を搭載しているほか、コックピット周辺にも防弾板が装備されている。また、モジュール区画は二重壁になっている他、燃料搭載時にはモジュール区画を不活性ガスで満たしておくことで火災の発生を抑制している。なお、このため燃料搭載時などモジュール部分を不活性ガスで満たしている場合はコックピッドなどの乗務員用設備が集約されている前部区画と後部区画とを行き来することができない。

空中給油システム・モジュール区画

胴体尾部のフライング・ブーム式給油ブームの根元には大型機用のプローブ・アンド・ドローグ式給油装置1基を備える。また、翼端に給油ポッドを装備することもできる。それぞれの給油速度は、ブームが毎分900ガロン、中央部のプローブが毎分600ガロン、翼端の給油ポッドは毎分400ガロンである。プロープは自動で位置を補正する機能を搭載するなどのシステムが搭載されており、通常の空中給油より負担を軽減している。
また、プローブは空力学的に最適化された形をしており、フライ・バイ・ワイヤ方式により細かな調整が可能である。また、プローブは潜在的な損傷を避けるために自動で位置補正する機能を搭載している他、3000個以上の部品が削減されており、整備が容易となっている。
また、無人機への空中給油を行うためのアンテナなどが搭載されており、無人機への空中給油が可能になっている他、空中給油時に機体の揺動を抑制するための自動機体制御システムが搭載されている。
空中給油操作システムは遠隔監視システム(Remote Vision System)という3D対応のゴーグルを着用し、カメラで立体的に映されたブームの様子を見ながら操作を行う。ゴーグルが無くても操作員席にある大型ディスプレイのみで操作することもできる。テレビカメラは機体底部に5台あり、機体後部には予備のオペレーター席や窓は装備されていない。テレビカメラは3次元立体視が可能なBARCS(Boom Air Refueling Camera System)及び2次元で三方向を監視可能な赤外線カメラSACS(Situational Awareness Camera System)で構成されており、前者はブーム付け根のフェアリングに、後者は後部胴体のフェアリングに装備される。
なお、空中給油装備以外に、キャビンを輸送スペースとして利用でき、C-130 ハーキュリーズを上回る航続距離と搭載量を有している。積荷は機首中央部左側の貨物用入り口から搬入する。

乗務員区画

乗務員区画には防弾壁が搭載されており、貨物区画を不活性ガスで満たしているときはこの乗務員区画から外に出てはいけない(どうしても出る必要性がある場合は乗務員区画に搭載されている酸素ボンベを装着して活動する)。乗務員区画にはコックピッドや給油装置、通信装置などが集約されており、それらは高度に電子化されておりいわゆる「グラスコックピッド」である。
また、乗務員区画は二層構造となっており、下部にはトイレやシャワールーム、ベッド、軽食、医薬品などが搭載されており交代要員が休憩できるように配慮されている。また、非常時に使用する酸素ボンベもこの区画に搭載されている。また、この下層部にはビジュアル化された通信装置が収納されており、非常時にはこの区画を前線作戦拠点などとして使用できる。なお、NBC攻撃への耐性強化のため乗務員区画にはコックピッド以外一切の窓が存在していない。

運用

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

国際社会・各種データ

国際機関

軍事同盟

国際イベント

各国データ

宇宙

宇宙

人物

人物

その他

歴史・設定

歴史

メンバーのみ編集できます