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T-95主力戦車
基本情報
種類第3.5世代主力戦車
運用者ソビエト連邦軍地上軍
開発・製造ウラルヴァゴンザヴォード
製造期間2004年~2016年
性能
全長10(m)
全幅3.582(m)
全高2.202(m)
重量50(t)
懸架方式トーションバー方式全輪独立懸架
速度60~75(km/h)
主砲135mm滑腔砲2A83、30mm自動砲2A42
副武装12.7mmKord重機関銃、7.62mmPKVT機関銃
装甲複合装甲、爆発反応装甲、ケージ装甲
エンジン1,650馬力X型液冷ディーゼルエンジン
乗員3名

概要

T-95は2005年に制式採用された第3.5世代主力戦車。多くの新技術と改良が導入されており、T-72/T-80/T-90といった旧式の設計に基づいた存在であるこれまでの戦車を更新することを目的に開発されている。強力な主砲と装甲の強靭さが特徴的で、135mm滑腔砲と乗員を保護する装甲カプセル、アクティブ防護システム「アリーナ」がある。市街地線には不向きで平地や砂漠における戦闘で有利なことから、東部方面軍と南部方面軍に配備されている。形式はT-95、T-95S、T-95Aが存在する。ソ連軍の戦車の中で最も高価なことから、総生産台数は880輌となっている。T-95の設計思想はT-14、アルマータ共通戦闘車両プラットフォーム計画にも引き継がれ、多くの新兵器を生み出した。

特徴

攻撃力

これまで採用してきた125mm滑腔砲2A46シリーズに代わり、主砲は135mm滑腔砲2A85を装備しており、その大口径から西側のどの主砲をも越える最高の威力を発揮する。口径はソ連軍の戦車の中でも最も大口径な135mmで、既存の135mm砲弾も使用されているが新規で135mmのAPFSDS、HEAT、HE、対戦車ミサイルが開発されている。排煙器がないこと、発射速度が10~12発/分と高いこと、有効射程距離が8kmであることが特徴である。排煙器がないというのは、T-95は無人砲塔の為、発射ガスの砲塔内への逆流による被害を考慮する必要が無いためである。砲身の製造にあたっては、耐摩耗性と摩耗寿命を向上させることに注意を払っており、素材には高強度の合金鋼を使用している。また、往来の滑腔砲より高水圧で自緊処理を施しており、最新のより強力な砲弾の使用を可能としている。薬室最大圧力は800メガパスカルとなっている。砲身内壁には耐腐食性を高める為にクロムメッキの加工が施されている。新開発された152mm徹甲弾を使用し続けた場合の砲身寿命は約1500発で、砲基部にはレーザー照射誘導装置が、砲身先端部右側には防護装置付の砲口照合ミラーがあり、砲身の歪みを検出できる。砲身の軽量化と砲身の高圧化を図るための改良もされている。
目標捕捉能力は光学照準器を用いた昼間で5km以内、熱画像装置を用いた夜間で3.5km程とされる。砲手用の光学照準器は倍率4〜12倍の切替が可能であり、レーザー測距儀の有効射程は7.5kmとされる。これらのシステムは重複して搭載されており、その他に乗員の車外視察用に360度旋回可能な高解像度カメラが用意されている。
T-95の口径は既存の135mm砲弾も使用できるが、新たに開発された135mm砲弾が存在する。それは「グロムニル1」APFSDS弾である。
2A85の主砲弾として開発された「グロムニル1」APFSDS弾は1100mm長の劣化ウラン製侵徹体、飛翔を安定させるセイボットで構成されており、射程2,000mからRHA換算で1500mm相当の貫徹力を有する。
また、爆発モードの切替が可能な「ヴォルナN」榴弾が用意されている。主砲発射型対戦車ミサイルとして2A85専用に開発された9M199「スプリング」は空中目標に対しても使用可能である。砲弾搭載総数は40発で、内32発を自動装填装置に格納できる。
T-95はこれまでのソ連製戦車同様、自動装填装置を搭載しており、ベルトコンベア次弾装填方式を採用している。自動装填装置のマガジンは砲塔後部にあり、ここには32発が搭載可能である。乗員の生存性向上のために砲塔後部のマガジンにはブローオフパネルが設けられており、誘爆時に爆風を外側に逃がすことで乗員に被害が及ばないようにする。自動装填装置は毎分10~12発という高い速度で砲弾を発射することができる。自動装填装置と弾薬搭載スペースは誘爆を防ぐため、弾片防止ライナーを装備、また引火を防ぐため、自動消火装置も搭載されている。
T-95の副武装には12.7mmKord重機関銃と7.62mmPKTM機関銃があり、弾数はそれぞれ500発と1,000発が装填される。これらは遠隔操作により使用される。また再装填用に7.62mm弾2,000発が搭載される。12.7mm重機関銃は砲塔上に装備され、砲塔前面に7.62mm機関銃が装備される。カスタムオプションに30mmグレネードランチャーがあり、7.62mm機関銃と換装することができる。タレット上部には、後述するような、可視光カメラ、熱線映像装置、レーザー測距装置の機能を持つ車長用サイトが搭載されている。必要に応じてタレットの動きを車長用サイトに同調させ、車長用サイトにより照準しながらタレットに搭載された武装で射撃することが可能である。これは「アリーナ」アクティブ防護システムと連携を有し、レーダー照射を検知した際は威嚇攻撃を行い、敵の攻撃を検知した際は自動的に迎撃する。
T-95Aの主砲では、T-14A1に搭載されている「135mm滑腔砲2A06」が採用された。プラズマインジェクタによる点火を採用したもので、これにより北極圏や寒冷地における命中率を高めている。この主砲は新型の砲弾を搭載し、非常に高い威力を実現し第三世代以降の主力戦車の装甲を貫徹できる。第三世代サーマルを統合した360度旋回の車長用・砲手用サイトが砲塔上部に設置され、さらに操縦手の視野を拡張する為全周にカメラを設置し、乗員はヘッドマウントディスプレイを通じて周囲の状況を確認できる。
2A06の主砲弾として開発された「ヴァキュームX」APFSDSは約100cmの長い貫徹体から成り、初速2,000m/sという非常に速い速度を持ち、射程2,000mからRHA換算で1400mmの貫徹力を持つ。

防御力

複合装甲と爆発反応装甲を装備している。砲塔頂部には防御システム「アリーナ」を搭載している。アリーナは砲塔上に搭載されたレーダーから対戦車ミサイルを確認すると、瞬時に脅威度を判断。脅威であれば迎撃用砲弾を発射し、その破片で破壊するというシステムである。

機動力

本車には新開発された1,650馬力のディーゼルエンジンが搭載されている。全体の寸法と重量がわずかに増加しただけで、エンジンが出力するパワーが大きく向上している。X型エンジンのため、他のソ連軍の戦車よりもはるかに騒音性が高い戦車になっている。

ベトロニクス

射撃統制システム、戦術データ・リンク装置、拡張現実システムなど搭載している。
戦術データ・リンクは、地上軍統合軍事システムの装置を使用しており、自動的に射撃統制システムが認識した情報を戦術データ・リンクに送信し、共通戦術状況図に自動的に書き込まれる形となっている。また、戦車は敵の情報を瞬時に共通戦術状況図に書き込むため、航空支援や近郊の味方部隊は機動力の高く正確に戦闘支援を行うことが出来る。

型式

派生型

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