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ソビエト連邦の経済
通貨ルーブル(通貨)
会計年度暦年(1月1日〜12月31日)
貿易機関WTO、G20、OECD、APEC
経済統計
実質GDP約1853兆3096億ルーブル
実質GDP成長率5.2%
1人あたりGDP2,559,986ルーブル
部門別GDP第一次産業 19.7%
第二次産業 28.4%
第三次産業 44.9%
インフレ率5%
貧困線未満の人口0.4%
労働人口2億8642万人
失業率0.8%
主要工業部門石炭・石油・天然ガス・化学・金属産業等、航空宇宙産業、軍事産業、電子部品・造船産業、道路及び鉄道輸送設備、情報通信産業、農産業、医療産業、食品産業
貿易
主要輸出品電子機器、電子部品、化学製品、鉄鋼、石油、石油製品、天然ガス、石炭、繊維、機械類、衣類、穀物、希少鉱物、綿花、自動車、半導体、医薬品など
主要輸出相手国大東亜国家社会主義国中欧共和国連邦インド反出生主義共和国
輸出263兆40億ルーブル
主要輸入品電子機器、機械類、自動車、医薬品、消費財、肉類、果実、半導体、希少鉱物、金属半製品など
主要輸入相手国
輸入186兆9227億2000万ルーブル
財政状況
政府総債務351兆3875億16万ルーブル(7位)
外貨準備高202兆2286億6400万ルーブル(2位)
経済援助4兆2572億7120万ルーブル(1位)
対外総債務92兆3878億5120万ルーブル(18位)
歳入337兆4854億4000万ルーブル
歳出373兆6030億4000万ルーブル
収支36兆1176億ルーブル(赤字)
ソビエト連邦の経済は、世界恐慌の影響を跳ね除け工業化に成功し、大戦後は独ソ戦や冷戦の遺産に苦しむが、ゴルバチョフによる合理的な経済改革の下、1980年代に改革開放を経て社会主義市場経済に移行し、90年代には高度経済成長を迎えた。今日の経済規模(GDP)は世界第1位の規模である。豊富な天然資源を抱える資源大国で、自給率の高さから内需中心の経済が構築されている。

産業

農業

社会主義市場経済への移行で計画経済の統制が崩れ、穀物生産量が急減し、畜産業は著しく衰えた。その後の農業改革で適地適作が行われ、産業の回復を図り農業総生産は改善した。1998年の金融危機で対ドルレートが1/4に下落すると輸入が激減して国産品の競争力が回復した。穀物生産量は2億7760万トンで、穀物消費量は1億3650万tで、いずれも世界最大である。耕地面積は570万km2で、世界第1位の広さである。
生産品目生産量消費量
小麦178,926,415t(1位)
大麦35,704,802t(1位)
ライ麦4,292,552t(1位)
エン麦6,381,736t(1位)
じゃがいも75,236,235t(2位)
さつまいも15,212t(65位)
トウモロコシ54,676,153t(4位)
モロコシ255,575t(26位)
12,840,865t(9位)
雑穀980,342t(8位)
大豆7,689,484t(7位)
さやえんどう豆・グリーンピース728,865t(3位)
えんどう豆(生)824,623t(3位)
えんどう豆(乾燥)4,324,693t(1位)
いんげん豆49,226t(21位)
ひよこ豆849,877t(3位)
そら豆30,000t(20位)
ラッカセイ103,460t(35位)
ほうれん草106,212t(8位)
ブロッコリー273,129t(9位)
玉ねぎ8,259,235t(3位)
人参・カブ7,117,719t(2位)
テンサイ73,311,928t(1位)
サトウキビ65,468,068t(4位)
キュウリ5,271,712t(2位)
カボチャ2,796,767t(3位)
キャベツ8,055,351t(3位)
レタス11,614t(54位)
ニラ33,967t(21位)
ネギ102,785t(17位)
ナス664,406t(6位)
トマト11,801,105t(4位)
ニンニク869,869t(3位)
トウガラシ・ピーマン558,258t(8位)
リンゴ7,066,429t(2位)
バナナ128,171t(43位)
スイカ8,519,222t(2位)
マルメロ157,581t(2位)
ナシ539,322t(4位)
アンズ1,054,716t(1位)
ウメ799,437t(2位)
サクランボ383,371t(2位)
モモ611,827t(7位)
スモモ805,377t(2位)
ナツメ543,269t(6位)
アーモンド90,683t(5位)
クルミ237,007t(4位)
イチジク60,815t(6位)
290,369t(3位)
キイチゴ216,108t(1位)
クランベリー4,231t(5位)
スグリ471,610t(1位)
ブルーベリー7,143t(14位)
ラズベリー215,932t(1位)
ブドウ5,204,795t(6位)
キウイフルーツ2,006t(16位)
みかん694,131t(8位)
オリーブ9,349t(29位)
綿花8,366,268t(4位)
牛乳90,368,895t(3位)
牛肉6,100,261t(4位)
豚肉5,381,513t(3位)
馬肉86,791t(3位)
鶏肉8,318,788t(4位)

林業

ソ連は世界第1位(8.1億ha)の森林面積をもつ。林産複合体は3万社からなり、そのうち70%は小規模企業で、中規模以上は木材加工業に紙パルプ産業を含めて2300社あり、全体的に800万人越の雇用を創出している。

漁業

ソ連は太平洋、北極海、大西洋、インド洋といった4つの大洋に面し、カスピ海、パイカル湖、ラドガ湖の他大小2万を超える河川をもち、排他的経済水域は約800万km2に及ぶ。年間漁獲量は世界上位レベルである。
生産品目生産量消費量
水産物5,487,045t

石油・天然ガス産業

ソ連は石油・天然ガスの主要産出国で、エネルギー資源産業はソ連経済の支えとなってる。原油埋蔵量は1191億バレルで、世界第七位である。石油の生産量は1日辺り1003万2000バレルで世界第2位の産油国である。設備投資の増額によりこれからも産出量が増加する見込みである。天然ガス埋蔵量は72.34兆m3で世界第1位であり、産出量は8943億m3で世界第1位である。産出量の9割は西シベリアに集中している。しかし北極圏やシベリアにはまだまだ未発見・未開発の石油・天然ガス等の資源が眠っており、北極圏におけるエネルギー利権を主張している。
埋蔵・生産品目埋蔵量生産量消費量
原油1191億3350万7000バレル(6位)38億9346万バレル(2位)
天然ガス72兆3453億5300万m3(2位)8943億9307万m3(2位)

鉱業

ソ連の鉱物資源は種類・量ともに豊富に存在する。燐灰石、鉄、ニッケル、錫、コバルト、ウランを大量に産出し、銅、鉛、亜鉛、アルミ、チタン、金、プラチナ、ダイヤモンドなども産出する。 またレアメタルも中央アジアにてよく産出する。
埋蔵・生産品目埋蔵量生産量消費量
鉄鉱石443億t(2位)2億4172万t(3位)
13,300t(1位)510t(1位)
石炭2252億5500万t(2位)5億4936万5000t(4位)
1億200万t(2位)162万2000t(4位)
46,717t(2位)1,576t(4位)
ボーキサイト500,000,000t(9位)10,570,000t(7位)
350,000t(5位)5,000t(7位)
亜鉛34,000,000t(3位)500,000t(7位)
ダイヤモンド39,100,000カラット(1位)
タンタル38t(8位)
マンガン145,000,000t(4位)1,700,000t(8位)
クロム230,000,000t(1位)7,100,000t(2位)
ニッケル6,000,000t(3位)265,000t(1位)
リチウム50,000,000,000t(1位)83,200t(1位)
コバルト250,000t(6位)6,300t(1位)
モリブデン430,000t(5位)2,700t(8位)
ウラン814,000t(2位)27,549t(1位)

軍需産業

ソ連は世界第1位の武器輸出国であり、T-55AGMやT-64BMなどの改造主力戦車、TOS-1や9A53などの多連装ロケット砲、BMP-3やB-10、K-16のような装甲車、スホーイ・ミグ戦闘機、防空システム、ドローンなどが主な輸出品である。軍需産業の雇用人口は700万人越である。

航空宇宙産業

ソ連は冷戦時代、航空宇宙産業の主導権を握っておりその名残として航空宇宙に関する技術を豊富に持ち合わせている。国際的な競争力を持つ航空機・戦闘機を開発しており、世界最大の航空機も開発している。

自動車産業

自動車産業は近年で急成長を見せており、EV車・全固体電池・水素車の開発に注力している。自動車の年間売上高は8,689,700台に達する。

金融業

ソ連の金融業は1998年金融危機での教訓を下に信用需要の拡大を図って、ソ連経済へのダメージを抑制している。証券取引所は国債の取引を主としている。

情報通信産業

ソ連は1991年に軍事用としていたインターネットを民間に開放し、市場規模・量ともに成長している。情報統制の下で急成長を見せ、インターネット普及率は1996年頃に100%を超えていた。政府はこれからのデジタルの時代に向けて半導体・情報通信産業を積極的に支援していくとした。

ナノテク産業

新技術の多様化という面でナノテクノロジーへの注視が高まっている。現在に至るまで1250億ドルが投資された。

運輸業

ソ連の貨物輸送は大半をパイプラインや鉄道が占めている。鉄道は最近では線路や列車が更新され、シベリア鉄道の高重量・高速輸送が実現されて極東から西欧に至るまで大量かつ迅速な輸送が可能となった。航空輸送ではAn-227などの大型機の量産、超音速輸送機などの計画が立てられ、航空面でも高重量・高速輸送を目標としている。

食品産業

問題

財政赤字

ソ連経済は2023年時点で36兆1176億ルーブルの経常赤字を記録している。しかしこの問題については支出抑制で2035年程で解決できるとされる。

ソ連政府は1990年代の高度経済成長期以降、公共事業への投資や企業に対する財政出動、軍事費の増額など経済へ大きな負荷をかけて政策を行っている。膨大な輸出収入と国債発行に頼りそれらを断行していったが、それは後になって財政赤字という問題を引き起こすことになった。

完全雇用

ソ連は共産主義という政治思想から完全雇用を目指していた。スターリン時代に完全雇用を果たしたが、財政が悪化していた1980年代は給与が上がらず物価は上がるということで、雇用は確保していても雇用による恩恵を個人が享受できていなかった。 1990年代になって一気に雇用が増大し、2001年にまた完全雇用を果たした。

政策

積極財政

ソ連の積極財政政策は、ゴルバチョフによる改革を機に始まった。1990年代、財政が良好になると、ソ連政府は産業の自由化、産業に対しての補助金搬出、国内の橋・道路などのインフラ整備といった公共事業を次々と展開し、それらは高度経済成長に火をつけ、ソ連経済へ莫大な恩恵を与えた。
現在においても高い個人消費と歳出の拡大により長期的な経済成長を続けている。

公共事業拡大

ソ連のインフラ・公共設備は杜撰に作られたものもあれば、まず作られていないこともあり、ハリボテだったこともある。1990年代に突入し、ゴルバチョフの政策で国内の未整備の公共設備は大量に雇用された労働者達により、疾風のごとく整備されていった。交通網の倍増は国内の流通を盛んとし、高度経済成長の補助輪となっていった。

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