架空国家を作ろう　第1.1世界線

清州（チョンジュ）刑務所とは朝鮮人民共和国のチョンジュに存在する刑務所である。朝鮮人民共和国内では唯一重犯罪者のみを拘束する刑務所となっている。
しかし、ここに服役する重犯罪者の数は常に少ない。というのも重犯罪者とは半猿種であり神人ではないために問題を起こせば劣等猿種に降格して殺処分されるためである。また、無期懲役刑となったものの中で介護が必要な者や70代以上で満足に動けない収容者も処刑されている。これは高齢化による介護の問題を取り除くためである。そのような行為を行う事に批判する者も一定数いるが彼らは重犯罪者であり、二度と世間に出る可能性がない者たちである。そんなものの為に介護までして世話をする事がおかしいのであり、死期を少し早めているだけなのである。
一方でこのような対応をしている為に70を過ぎた収容者の自殺が結構な頻度で発生している。これに関しては同じ収容者が遺体や遺品の処理を行う事で刑務官の負担を減らすようにしている。

重犯罪者のみを扱っている事から刑務所内の詳細は発表されていないどころかここに努める刑務官に関しても伏せられており、所長、副所長以外だと外周警備をする刑務官以外の情報が全くない状態となっている。
とは言えある程度の施設に関しては公開されており、以下はその説明である。

収容者が収容されている部屋で個室である。大きさとしては畳三畳ほどでありそこにベッド、テーブル、トイレ、洗面台が設置されている。テーブルとベッドに関しては壁に固定してあり、持ち上げる事で広さを確保できるようにしている。
窓はなく、光源は天井の蛍光灯一つである。扉は中が見えるように上側が防弾ガラス、下側が鉄でできており食事などを受け取れる小さな窓が付けられている。

収容者が刑務作業を行う部屋。いくつ存在するか、位置はどこにあるかは不明となっているが作業室には木材加工が出来る機械や鉄板の切断を行うバンドソーがあり、そういった物の加工が出来る最低限の設備は整っていると思われる。

収容者の食事を作る為の部屋。

炊事室と隣接する形で存在し、収容者は昼をここで食べる事となる。収容者はトレイをもって一列に並び炊事室のカウンターから食事を受け取る形となっている。多少の増減なら許可されており、大盛り、小盛りを頼めばしてもらえる。

見た目としては学び舎の運動場と同じである。

体育館とほぼ同じ構造をしているがバスケットゴールなどはない。

収容者が仮釈放審査を受けたり外部の者と面会する時に使用される部屋。数自体は3つしか存在せず一度に複数の人間が使用する事は想定されていない。

重犯罪者専用の刑務所とはいえ一日の動きは他の刑務所と大差はない。

起床時間は6時30分と決められている。そこから10分間で寝間着から作業着に着替え、ベッドなどのシーツを片付けないといけない。その後点呼を取り完了であれば朝食となる。

おおよそ6時40分から食事をとり7時に片づけとなる。

食事を終えた後は10分の間に歯磨きと掃除を行う。

掃除後に独房を出てそれぞれの作業場に向かう。

割り振られた刑務作業を行っていく。作られた物は民間に提供されたり刑務所内で使用したりする。個人で依頼を出す事も出来るが審査は厳し目に見られるためにあまり審査が通る事は無い。

木材を用いた工芸品や板材などの加工を行っていく。

鉄製品の作成や加工を行っていく。

収容者の食事を作る。その内容から最も人気がある作業であり模範囚のみがつくことが出来る。調理人は優遇される傾向にあり、月に一度自分が好きなおかずを一品リクエストする事が出来る（通る可能性は低いが料理次第では通りやすい物もある。普通の収容者にこおリクエスト機能はない）。また、昼食時間がとりづらいために休憩時間に食事をとる事が許されており、余った食材を用いて賄いを作る事も許可されている。

紙製品の全般を行っている。