架空国家を作ろうの1.1世界線です

国東線(くにさきせん 英:Kunisaki Line)は、大分県杵築市?杵築駅?から大分県東国東郡?国東町?国東駅?までを、結んでいる一宮交通の鉄道線である。

路線情報

国東線
起点杵築駅?
終点国東駅?
駅・停留所数18
開業1922年
所有者一宮交通
運営者
路線総延長30.3km
軌間1,067 mm
最小曲線半径160m
電化全線非電化
最急勾配18.18パーミル

路線概要と歴史

駅および停留所同士の間隔が狭く、沿線集落の住民の生活に密着している。国東半島はそのほぼ中心にある両子山から沿岸部に向かって幾筋もの谷が続き、その谷に沿って集落が点在している。したがって内陸の集落から沿岸部に出るのは比較的容易であるが、隣の谷筋に行くのは非常に不便であった。この点を考慮し、特に安岐駅以北は主要な谷筋ごとに必ず駅または停留所が配置されている。SLの保存運転も盛んであり、臨時列車に用いられる。潮干狩りの時期には臨時に「貝掘り列車 守江号」、初詣・花見の際には八幡奈多宮の「初詣列車 奈多号」「花見列車 八幡号」が運行され、名物となっている。また、みかんや七島イの輸送に使われたりと人々に長い間親しまれている。

かつては、千光寺の坂(八坂停留所 - 祇園駅間)、祇園の坂(祇園駅 - 若宮臨時停留所間)、塩屋の坂(志口停留所 - 安岐駅間)といった急坂は、いずれも距離が長かったので、乗客の多いときなど一度では上りきれずに後退してしまうことがあった。そのようなときは思い切って戻り、勢いをつけて全速力で上っていったが、それでも上りきれないときには乗客に坂の間だけ降りて歩いてもらったものである。ひどいときには乗客に後ろから押してもらうようなこともあった。特に戦中戦後の燃料事情の悪いときには、日常茶飯事のことであった。

杵築高校生の通学をはじめ、地域住民になくてはならないものである。国東線ができた頃、国東半島は大分県内の中でもきわめて道路事情の悪い地域であり、陸の孤島などと呼ばれていた。半島の沿岸部をまわる国道213号は、現在はかなり改良されているが、当時は曲がりくねった未舗装の狭路であったので、自動車輸送はあまり役に立たなかったのである。バス交通もあったが、現在よりもずっと時間がかかっていた。

1970年に国東国際空港?が完成すると、大海田停留所を大幅に改築、車両基地も擁する国東国際空港前駅が完成し、空港や一宮交通のホーバーフェリーなどと接続している。

現在、少子高齢化と沿線住民の減少は酷くなっているが、経営状況は非常に良好である。駅間が狭いためにバス路線の代わりをなしており、今後は富来までの工事が予定され、用地確保もなされている。最終的には宇佐参宮線と結び国東半島一周鉄道を形成する構想となっていて、一宮交通の親会社、一宮財閥は2030年度までの完成をめざしている。

営業区間

◇:単線区間(列車交換可能)
|:単線区間(列車交換不可)
駅・停留所名名駅・停留所間キロ営業キロ接続路線単線/複線所在地停車
杵築駅?-0.0国鉄 豊州本線(杵築駅)杵築市?

八坂停留所1.21.2
祇園駅2.13.3
(若宮臨時停留所-1971)---
杵築市駅1.85.1
大内停留所1.16.2
灘手停留所1.77.9
守江駅1.59.4

(東守江駅-1990)---
狩宿停留所2.411.8
奈多八幡駅2.113.9

北奈多停留所1.014.9
(志口停留所-1976)---
安岐駅3.218.1安岐町?
古城停留所1.019.1
国東国際空港?前駅2.521.6国東国際空港?
一宮ホーバーフェリー?
国東線車両基地


武蔵駅1.723.3武蔵町?
池の内停留所1.624.9
綱井駅1.526.4国東町?
小原停留所2.729.1
国東駅1.230.3

運行

急行列車 杵築 - 国東
急行列車 国東 - 杵築
普通列車 国東 - 国東国際空港
普通列車 国東国際空港 - 国東
普通列車 杵築 - 国東国際空港
普通列車 杵築 - 国東国際空港
臨時 貝堀列車「守江号」(例年潮干狩りシーズンに運行)
臨時 初詣列車「奈多号」(正月三が日に運行)
臨時 花見列車「八幡号」(例年花見シーズンに運行)

車両

  • 一宮交通ミヤ150系気動車 (一宮重工製)
普通列車に投入。二両編成で151-152 153-154 155-156 157-158の8両4編成所有
  • 一宮交通ミヤ200系気動車 (一宮重工製)
急行列車に投入。四両編成で 201-202-203-205 206-207-208-209 210-211-212-213の12両3編成所有(204番は事故のため欠番(後述))
  • 一宮交通D51系蒸気機関車(一宮重工製)
臨時列車に投入される蒸気機関車。元は国鉄豊州本線で運用されていたもの。国鉄による製造時の番号で20号機と23号機を所有している。
  • 一宮交通20系客車
臨時列車の客車として用いられる。8両保有。

事故

1999年(平成11年)6月25日未明、梅雨前線によるおりからの集中豪雨により国東線北奈多停留所 - 安岐間で新規投入されたばかりの一宮交通ミヤ200形気動車204番が国東国際空港駅に隣接する車両基地から回送運転中、高波でさらわれた線路を高速で通過し脱線、転覆。運転していた男性は奇跡的に助かったが、列車は修復不可能となり、204番は欠番となり、一宮重工にミヤ205番を追加発注することとなった。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

国際社会・各種データ

国際機関

軍事同盟

国際イベント

各国データ

宇宙

宇宙

人物

人物

その他

歴史・設定

歴史

メンバーのみ編集できます