架空国家を作ろうの1.1世界線です

ここでは、大神国の核平和的利用の現状と歴史について述べる。


大神国の核開発の歴史

黎明期

核開発の夜明け
大神国での核開発は、1947年に始まった。最初は専ら原子爆弾開発のための核研究であった。
というのも、二次大戦終結後大東亜及びソ連の脅威が高まっていくにつれて両国に挟まれ定置している大神国はこれに対抗しうる大量破壊兵器の開発が急務となったからである。まず、最初に神国初の濃縮炉として北島の北部に位置していた武器試験場を取り壊しここに「海上自衛部北島試験場」を建設した(現北島原子力開発センター)。建設当初は濃縮炉などは全て地下に建設されるなど厳重体制であった。
そんななか、神国初の核兵器として「23-ab」が完成しトケラウ諸島の北に438キロの時点で核実験を行った。
原子力をエネルギーへ
ところで、本土ではヒロシマへの視察団がまとめた文章に注目が集まっていた。それは「放射線は、非常に大きなエネルギーを有しておりこれを武器として使用するのは大きな脅威となり得るが、人間が適正に管理した上で使用すれば新しい時代の莫大なエネルギー源になり、将来想定されるエネルギー問題について我が国が他国よりも早くその答えをえることが出来る。」との、文章であった。
これを読んだエネルギー担当大臣は、これが出来るのかと北島試験場に問い合わせると帰ってきたのは「今のキャパでは出来ないが、キャパに余裕が出来ると濃縮度の低いウランを製造することが可能になり、それは人間の手でも普通にコントロールできるものと思う」と返答したため、翌年度予算に民部府独自の原子力開発チーム「原子力委員会」を立ち上げ、その拠点を台湾南東部の軸国町に建造した。軸国には、濃縮炉と原子炉が建設され世界で初めての商業用途可能原子炉となった。また、世界で初めての軽水沸騰型原子炉でもあった。
建造の翌年には3万4358Wの発電に成功し軍事施設等への電力供給に使用された。
世界初の民間商業原子炉
この、効率的なエネルギー発生装置に目を付けたのが当時の電力供給最大手であった「神居電力」であった。
神居電力は、当時の大政大臣府にマダガスカルにおいて商用原子炉を実用化することを提案。
これを時の大政大臣は、承認し1948年に世界初の民間用原子炉としてマダガスカルの電力供給網の一端を担うこととなった。当時の軽水沸騰型原子炉としては最大規模の30万kwの発電量を誇り、当時のマダガスカルの電力を賄うには十分すぎる電力量であった。1949年には試験的にこの原子炉を除く全ての発電設備を停止させたが特に問題はなかった。
しかし、この原子炉は1955年に後述の事故で廃炉となった
マダガスカル原発臨界事件
当時世界最大の原子炉として運用されていたマダガスカル原発だが、それは一つの凄惨な事故で幕を閉じることとなる。1953年3月、プルトニウムを運んでいたさい急激に臨界に達し急性被爆で三人が死亡し周囲に放射性物質を撒き散らすという事故を起こした。
この物質を運ぶ際、防護着を着用していなかったな杜撰な管理体制が次々と発覚し神居電力は廃業へと追い込まれることになる。この原発はこの事故により運転停止の処分を課され、その後一回も動かされることなく1955年に神居電力の廃業にともない廃炉となった。この事故は、当時国内で大きな反響を呼び今の大神国の厳格な原子炉規制を産んだのもこの事件が原因である。また、この一件で本土への人間に対するマダガスカルの住民の反発を招くこととなり結果的にマダガスカル植民地の喪失に繋がったとする学者もいる
本土初の原子炉
しかし、世界で唯一「未来のエネルギー」を手にいれた大神国はこれを手放すわけにはいけなかった。
更にこの頃になるとフェノスカンディアやソ連、第四も原子炉を商用利用しており大神国が「原子力大国」として台頭するためには、更なる先進性と安全性の証明が必要だった。このため大神国本土に新たに原子炉を建設し、世界にアピールする方針を固めた。
また、ナイジェリアに新たに効率的な原子炉を開発し、500万kw以上の発電量を誇る原子炉を開発する方針で確定した。翌々年には、周辺住民の反対を押しきり両方とも原子炉の建設が開発した。結果としては大成功を納め、再び大神国は世界の原子力大国として名を復活させた。
世界で唯一の500万kw原子炉
この計画でナイジェリアに建設された500万kw原子炉は世界で唯一のものである。
いまだにこの原子炉を越える原子炉はなかなかなく当時の世界では、まさに「未来のエネルギー」であった。この開発により世界中から原子力に熱い視線が送られるようになった。
その、先進的存在として大神国は、当時の友好国に次々と技術を輸出。植民地大量喪失後の経済を立て直す大きな原動資金となった。その後大神国は、新しい元素127、128という放射性物質を開発(アマテラスとスサノオ)この原子は長期間安定して発電に必要な崩壊を起こすことが判明されたため大神国の国内ではウランに変わって盛んに使われることが予想された。
アマテラスとスサノオ
大神国は、元素番号127と128の二つを新たに産み出した。
この二つの元素は、前述のように長期間安定して発電に必要な崩壊を起こしすことが判明したので、特にウランの消費が激しかった500万kw原子炉をはじめとする大神国の様々な原子炉のウランの代わりに使用されるようになった。
この元素は最初にウランより大量に投入することが必要となるがウランの数百倍の長さ同じ燃料で発電し続けれる(しかし、検査で停止する。)これにより、世界で最大のウラン消費国家であった大神国は世界で最大の核燃料輸出国となった。この技術はいまだに大神国しか確立できておらず、世界の主流であるにも関わらず神国に頼るしかなくなり世界にたいして大きな影響力と経済を産みだし続けている。

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