架空国家を作ろうの1.1世界線です

夜去語(神居語)は、大神国において公用語に指定されている唯一の言葉である。
話者は、旧植民地も含めれば5億人を越える人口が喋っているとされ、旧植民地であったアフリカ南部や東南アジアの一部の国家では今現在でも公用語に指定されている国家も存在する。
語族としては東アジア語族に属しており、東アジア圏の言語に大きな影響を与えているとされている。
大神国やこれを母語とする国で生まれ育った殆どの人はこの言語を母語として生活している。
源流は、夜去前代時代に主に遊牧民族である「神居族」が使用していたものに見ることができるとされている。
大神国内には、もうひとつの大きな遊牧民族「桜川族」が存在するがこちらは「桜川語」と呼ばれるゲルマン語派系の言語を使用する。

概要

主な特徴

神居語の主な特徴は、日本語など他の東アジア語族に見られるように多くの場合母音で終わる開音節言語の特徴が強い。
また、これは単純に大神国が古来より多くの植民地を内包してたからであり同じ植民地を支配していたイギリスの母語である英語にも言えることであるが国や地域によって大きな違いがある。
しかし、殆どの方言ではモーラを持っておりこれは、他の東アジア語族にも共通して言えることである。
古来神居語では流音や母音連続が見られたが、現代神居語ではこういった特徴は基本的に見られない。
また、古来神居語の特徴としてr化音などが見られたが現在では殆ど消失しており、ごく少数の遊牧民族が使用しているのみである。
また、現代神居語の主な特徴としては、主語が必ずしも必要ではないことがあげられる。これは、日本語などにも見られる表現技法であり、東アジア語族では極めて一般的な表現である。
しかし、神居語は東アジア語族とは異なり述語→主語の順番で会話が進むときがある。こういったことから神居語は東アジア語族のなかでは夜去語派に指定されている理由である。
待遇表現としては主に「上語」が主に用いられこちらは身分が上の者などに下の者が使う言葉とされており他の東アジア語族の殆どの人に上語を使うような文化はないとされている。
しかし、現在では日本的な価値観の流入などから殆どの人に上語を使う文化が生まれているとされている。
表記体系は他の言語と比べて非常に煩雑である。東アジア語族の表現体系は総じて煩雑であるがその中でも煩雑な使い分け方をする。主に、仮名、添仮名が存在しこれらを組み合わせて音を表現している。
また、国仮名と呼ばれる漢字のような物も存在しており、これらは文字で意味を表すと共に音も表している。これは、仮名と添仮名がある神居語では煩雑になりやすい文章を簡便にするのに役立っている。
また、アルファベットにウムラウトを加えた言語を使うことがあり、これらは桜川語に源流をおいているとされている。また、ローマ字なども日常的に使われておりパソコンなどにおける文字の入力などは古来れで行われている。

分布

主に、大神国国内やその植民地で使用されているほか、大神国が昔支配していた植民地や勢力圏においても公用語に指定されている。
太政大臣布告第三号で公用語と指定されている言語である。このため大神国国内の法律や布告などは総じてこの言語で表記されている。
大神国国内では出版物や創作物などは殆どの物が夜去語で記入しているほか、外国の映画も翻訳字幕や吹き替えを付けることが多く、受け取り手がこの言語を理解することが大前提で作成されている。
神国国外では、旧来大神国が多くの植民地を支配してきた影響から旧植民地では広く公用語として使用されており、主に東南アジアや南アジア、南部アフリカ地域ではこの傾向が大きく強い。
また、中米の国々では植民地時代の人間が継承していた神居語が話されることがまれにあるとされている。

他の言語との類似性

主に、大きく似通っているのは大日本帝国やその勢力下で使用される「日本語」である。一部を除きその表現体系は殆ど同じである。
この事からこの二つの言語を同一視し、「夜去・日本語」と表現する者も存在する。
また、他の東アジア語族である大東亜で用いられる中国語は古来神国語に共通しているものがあるとされ、国仮名は漢字に大きな影響を与えた。語族としては東アジア圏で使用される多くの言語と同じく「東アジア語族」に分類される。
東アジア語族の中では最も古い言語とされており他の東アジア語族系言語において古来に用いられていたようなアクセントを付けることから、東アジア語族の源流ではないかとする説がある。
主に、「夜去・日琉語派」に分類されることが多い。

神居語の歴史

神居語に源流は紀元前1万年前程度から現在の神居地方を主な拠点としていた遊牧民族「神居族」が使用していた、言語が源流とされている。
その後紀元前6000年ごろの星詠時代(定着時代)に現在のような表現方法が誕生していたとされ当時の書き板(竹の板や木の板をつなぎ合わせて文字を書くもの)にも現在と同じような表現体系によって記されているものが多く保管されている。
紀元前1200年頃には古来神居語が殆ど用いられなくなり新代神居語が用いられていたとされている。
10世紀〜20世紀ごろの大神国の海洋進出を通して世界中に神居語は広がって一気に多くの神居語話者が増加した。そこから、さまざまな変化を経て現在に至る。

神居語の世界的な広がり

まず、紀元前4000年頃における東アジア圏での神居語的価値観の広がりについてここでのべる。
この頃大神国は、中華王朝などの超巨大文明に対抗するために現満州地域や朝鮮半島などの東アジア北部の広い地域をその支配下に置いていた。
これにより、この地域での言語の広がりは神居語が用いられておりその後の言語生成に大きな役割を果たした。その後、この地域は朝鮮半島を除いて中華王朝の支配下に置かれ朝鮮半島は大神国の「飛び地」的な位置になった。その情勢の不安定さから、海を渡り日本列島に渡る人間が増えそこで新たな言語を伝来した。
そのつぎに大きな広がりを見せることになるのは10世紀頃から17世紀頃までの大神国の急激な植民地の拡大である。この頃になると中華王朝の脅威が本土に迫っており新たな突破口を求めるためその高い技術力で内陸国であった大神国は、中華王朝の「台湾」を占領し、植民地とした。
ここを牙城として大神国は急激な海洋進出を初め17世紀頃には東南アジア、南アジア、サハラ砂漠以南のアフリカ地域の殆どをその支配下に置いていた。
植民地では神居語を軸とした教育が行われてきたため、世界各地の非常に広い植民地で神居語が定着し第四連邦に占領された中米地域や、インドシナに割譲した東南アジアの島々を除き今でも多くの旧植民地で神居語が用いられている。
この二つによって神居語は現在でも世界の主流言語のひとつとして今現在でも多くの人に使われている。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

国際社会・各種データ

国際機関

軍事同盟

国際イベント

各国データ

宇宙

宇宙

人物

人物

その他

歴史・設定

歴史

メンバーのみ編集できます