架空国家を作ろう　第1.1世界線

夜去電信電話公社の事業を継承し、ユニバーサルサービスとして電話回線の維持の義務を背負っている。主力事業は大きく分けて地域通信事業（固定電話やフレッツ光等のインターネット回線事業）、長距離国際通信事業（国際通信や県間通信事業、ISP事業等：YTTコミュニケーションズ等）、移動体通信事業（携帯電話事業：YTTCCS）、データ通信事業（銀行等のデータ通信システム構築事業：YTTデータ、ディメンションデータ）の情報通信4分野がある。それらに比べ事業規模は小さいものの都市開発事業、電力エネルギー事業にも注力している。 発足当初は固定電話による収益に依存していたが、現在は営業利益の7割が移動体通信事業（携帯電話）に依存している状況である。夜去電信電話株式会社等に関する法律（通称に基づき神国政府が発行済株式総数の3分の1以上に当たる株式を保有する特殊会社で、同法第1条に定められている。TOPIX Core30の構成銘柄の一つ。国際電気通信連合のセクターメンバー。また神国における先進通信技術の開発も行っている。

世界に先駆けて、5G通信網を全国に普及させた。また移動体通信事業などの事業も包括している。神国の通信技術の一角をなしている企業でもある。また、その通信技術関連は世界一位の技術力を保持しており現在は量子暗号かぎ通信の民間応用研究及び同技術の普及といった先進的通信技術にも力を入れている。
また同社は防災法に定められるところの「特別に災害発生時に支援及び復旧活動に尽力しなければならない企業」に指定されており、災害発生時には国内の通信網の復旧を行うことが義務付けられている。また軍事方面への電信技術の提供なども行っている。

基礎研究を完了させており、すでに発展的段階の開発に入っているとしている。実験施設は神居郊外、北大神島などに設置されており開発が行われている。しかしながらハードに依存する暗号であり最新のソフトウェアなどに対応させることが非常に難しいなど実用上の問題で解決すべき懸案が大量にある。

現在再集達成目標として以下の目標が第六世代通信技術通信技術の実用化に向けた技術の推進委員会の提言に関する省令に基づく法律によって定められており、2025年までの第一目標の達成(Target of Beyond 5/ToB5)と呼ばれる予想される国際標準を達成し、さらなるIT社会の要求に耐えうる通信規格の実用化・整備と2035年までの6G社会の実現のための最終目標達成を目標として定めている。現在この通信技術の達成のために夜去電子産業、YITT(夜去国際電信電話公社)と協力してシステムの開発を行っている。
ToB5の目標
コンセプトとして「どこでも神居と同等の体験を」が挙げられている。神居やニューギニアシティ、南大神などの人口密度の極化を解消するために地方都市や過疎地に国民を移住させる計画である「デジタル全国都会化計画」の「達成するべき技術」として「航空機の全天候対応化と航空運送費の極端な低下のための技術」との二大達成目標として挙げられている。
例えばVR技術などの拡充による「ライブなどを現実の鑑賞と同様の体験の提供」と「地方と都会の接続による国家全体の心理的・時間的距離を0に」の中核技術として用いられる目標として定められている。
・通信速度の拡充(500Gbps)
・通信遅延の低遅延化(1m/s以下)
・通信技術の高信頼化
・通信領域の拡張
・超多接続体制の拡張とそれに耐えうる通信システムの整備
6G最終目標達成
この頃には人間が従来行っていた第二次、第一次産業が技術革新によって完全に機械・ロボットに置換されていることが予想されることにより、新たな「産業革命」が発生するとともにシンギュラリティの達成によりAIによる産業が基幹産業となることを見据え、1TB/sの通信量の実現や0.01mm/sの遅延などを目指すという。
この技術の中核に量子通信技術が大きく据えられている他、軍事分野では本格的に実用化されている衛星コンステラレーションによる大容量通信を実現することも目標として挙げられている。