架空国家を作ろうの1.1世界線です

fattig ファッティグ統合戦闘プラットフォーム?装輪襲撃戦闘車 Stridsfordon 111
基本情報
種類装輪戦闘車
運用者フェノスカンディア地上軍?フェノスカンディア特殊沿岸防備隊?カトラス共和国?軍、B-H自由国連合軍?ネーデルラント軍?ほか
開発2010
製造[[]]
性能
全長8.9(m)
全幅3.34(m)
全高2.89(m)
重量28.5(t)
速度100km/h(整地)50km(不整地)
航続距離600km以上
主砲D-112A 125mm滑腔砲
副武装7.62mm AZSMT機関銃×2,Trackfire23 RWS×1
装甲爆発反応装甲(車体前面、側面、砲塔正面)、中空装甲、
ベトロニクスGFBCS(フェノスカンディア)
その他各種装備
arrogant-1アクティブ防護システム
-öga-G4監視レーダー
-その他補助レーダーや各種センサー類
エンジン4ストロークV型6気筒液冷ターボチャージド・ディーゼル 760hp
乗員3名+乗員最大4名


概要

Stridsfordon 111(Strf.111またはCV 111)は ファッティグ統合戦闘プラットフォーム?ファミリーの装輪戦闘車である。
軽量・小型であるため容易に配備できるように設計されており、様々な事態に対応して狭い道路や市街地を迅速に移動することができ空輸も容易である。
小型で軽量な装甲にもかかわらず、Strv.120と同等の大口径の主砲及び射撃システム使用しているため、
大型の装甲戦闘車や兵士はもちろん最新の主力戦車にすら有効な攻撃をすることができる。また対戦車ミサイルの使用すら可能にしており従来の対戦車ミサイル搭載装甲車の機能を完全に統合することに成功した。
軽く、メンテナンス性に優れ高速であり、主力戦車と比べて省コストながらも攻撃力はほぼ据え置きであり高度な連携も可能である。主に砲塔の関係で似たような装輪戦車と比べると本来はかなり割高になるが、
寧ろ主力戦車と同等のものを載せることでスケールメリットを発生させ、Strv.120の価格と当車両の価格を両方下げることが可能になった。
余談だがこのメソッドはかつて高度にパッケージ化された自走榴弾砲システムを設計した際の成果である。

設計

同じ装輪かつより小型車両向けのグッリグ統合戦闘プラットフォーム?、装軌式で戦車等の重量級兵器用のシェルヴィスク統合戦闘プラットフォーム
それより軽量車両向けのウップターゲン統合戦闘プラットフォーム?などと同時期に開発された装輪車両用中型プラットフォームである
ファッティグ統合戦闘プラットフォーム?の車体を採用した。
これらプラットフォーム間のいくつかのコンポーネントやサブシステムは交換可能であり、長年重点的に開発してきて洗練されたモジュール化技術により様々な装備が共通化されている。
これにより汎用性と省コスト化を両立することが可能になり大量生産も可能になった。

この車両は中でも流用した装備が多く、
  • 高度に無人化された砲塔および主砲はstrv.120と同規格のもの
  • パッケージ化されたRWS
  • 前線に展開する車両に共通して搭載されているarrogant-1アクティブ防護システム
などの装備を使用している。
装甲戦闘車両の一種である装甲車は本来、履帯の代わりに車輪を持ち、通常は軽装甲である。
装甲車は一般的に安価で、道路上ではトラック付きの軍用車両よりも速度と航続距離に優れていながら、オフロードでは接地圧が高いためこの場合の機動性は劣る。
また、障害物を乗り越える能力も履帯車両より劣り車輪は敵からの攻撃に弱く、シグネチャーも高く、ほとんどの場合同等のトラック車両よりも装甲が薄い。
そのため、激しい戦闘は想定しておらず、通常の用途は偵察、指揮・統制・通信、あるいは軽武装の反乱軍や暴徒に対する使用であった。
しかしながら2000年代からフェノスカンディアではこのメリットを最大限生かし、主力戦車並みの攻撃力と装輪車両ならではの機動力、
そして進化を続ける情報技術の応用によって非常に強力な戦闘車両を開発することにした。
この絶対的な防御力の低さはレーダーによる一歩上の視界と情報共有システムにて相手の交戦距離より遥かに離れたところからの攻撃によって克服する事が可能とし、
前線においてもアクティブ防護と爆発反応装甲によってある程度の防御力を高め、装輪車両の命ともいえるタイヤにも冗長性を持たせある程度の継続戦闘能力を持たせる事はできるとされた。
これを受けて高い移植性をもって開発されたStrv.110B基いstrv.120用の無人砲塔を搭載した装輪戦闘車両をファッティグ統合戦闘プラットフォーム?ファミリーの一つとして開発することになった。
当プラットフォームの最も安い型の調達価格は一台当たり60万クローネであるが本車両は450万クローネとプラットフォーム中最も高価格である。
しかし主力戦車であるStrv.110が1200万クローネ,Strv120が1500万クローネだということに加えその性能から比較するとかなり省コストであることが。

車体

詳細はファッティグ統合戦闘プラットフォーム?を参照。

機動性

ファッティグ統合戦闘プラットフォームの車両は基本2基のウォータージェットを装備しており、川などを渡ることが可能である。
また高速道路、クロスカントリー、泥・砂・雪などの地形に合わせて、8本のタイヤの空気圧を変えることができ。
タイヤの空気圧が推奨速度を超えた場合には、システムがドライバーに警告を発し、次に設定されている高い空気圧まで自動的にタイヤを膨らませる。
タイヤがパンクした場合にも警告を発するが、ビードロックを兼ねたランフラットタイヤインサートが装着されているためタイヤが完全に劣化する前に数キロの間、減速しつつではあるが走行することができる。
もとより高めの車高に加えて車体装甲をオミットしているとはいえ主力戦車の砲システムを流用している点から重心が比較的高く、他の輸送車両に比べて横転のリスクが高いという問題もある。
しかしこの車高は、地雷や即席爆発装置による車両へのダメージを軽減すると考えられていて必ずしもデメリットになるわけではない。

また当プラットフォーム採用車両による迅速な部隊展開能力も特筆すべき事項であり、防衛の方針の一つである「先制的自衛権または自国平和のための拡張的防衛を行使する際は早急に敵国の指揮系統を無力化する」
事を可能にするため、世界のどこにでも、96時間以内に旅団を、120時間以内に師団を、30日以内に5師団を展開できる能力が付与されている。
これは有人かつ戦闘準備が整った状態で輸送機による空輸を可能にすることで達成されている。

また当車両は弾薬等を犠牲にすることで兵員の輸送もほかのファッティグ車両と同様に可能であり、輸送の簡易さも相まってフェノスカンディア特殊沿岸防備隊では積極的に採用されている。
尚、無人砲塔ながら比較的大型に設計されたことで一時弾薬庫ですら十分な弾薬を搭載できるようになっている点も評価されている。

装甲

車体は高硬度鋼で構成されており、正面は最大30mmまでの重機関砲、側面は14.5mmまでの重機関銃に耐えられる程度の装甲であるが、
車体正面と側面、そして砲塔正面には爆発反応装甲の取り付けが可能であり防御力の強化に大きく貢献している。
本プラットフォームではこれらに加えてオプションのパッケージも開発された。非対称戦向けのスラットアーマーや、ロケット推進擲弾などに対する防御のための車体体保護キット(HPK)、即席爆発装置に対する追加の防御のための装甲スカート等は本車両でも使用可能である。
また本プラットフォームには共通して、エンジンルームと兵員コンパートメントに設置されたセンサーが1本以上のハロゲン消火ボトルを作動させる自動消火システム、
外部追加燃料タンク、乗員コンパートメントの気密性と正圧を維持するCBRN(化学、生物、放射線、核)戦システムも組み込まれている。
これらの装備やV字IED(即席爆発装置)に対する生存性に関して他の軽軍用車両よりも優れているとされている。
本車両にもサーブ社の携帯式迷彩システム(MCS)を使用している。
このシステムは、環境によりよく溶け込むように物理的な外観を変化させる通常の視覚的効果と同時に、長波・中波の熱センサー、近波・短波の赤外線、レーダーに対するシグネチャー管理を向上させる特性を組み込んでいる。
それだけでなく塵埃の抑制や車両内部の温度を下げることで、冷却に必要なエネルギーを最小限に抑え、戦場での総燃料消費量を最大25%削減することができる。

砲塔

詳細はStrv.120を参照
Strv.110の無人砲塔、発展型のStrv.120の装甲部分以外を流用しておりほぼ同等の能力を発揮する。

武装

主砲

Strv.120の無人砲塔はBandkanon 115等の榴弾砲システム同様に砲塔だけで基本的な火器管制システムを構成していて、
戦車には劣るが優れたサスペンション機構を持つ本車両では一定の条件の下、行進間射撃で有効な打撃を与えることすらも可能である。
砲弾
砲弾は個別の防火キャニスターに収納されており、タンク内での火災によるクックオフの可能性を低減している。砲塔は電動式(油圧式砲塔は貫通すると発火する可燃性の液体を使用している)で乾式、つまり活弾は格納されていない。

副砲

リモート・ウェポン・ステーション(RWS)、リモート・ウェポン・システム(RWS)とも呼ばれるリモートで操作される武器化されたシステムのTrackfire23を搭載している。
この装置は、砲手が車内の比較的安全な場所に留まることができるため、最新の軍用車両に使用されている。
TrackfireRWSはこのほかにも30mm,12.7mm,7.62mm,5.56mmの機関銃や40mmグレネードランチャーを搭載したものもある。
このシステムは車両の外側に固定されるマウントと、コントロールグループの2つの部分で構成されていて、マウントは360°回転、-20°〜+60°の仰角が可能で、ジャイロスタビライズされている。
照準器パッケージには、昼光色ビデオカメラ、赤外線カメラ、アイセーフレーザーレンジファインダーが含まれている。
また、弾道補正を行う完全統合型の射撃管制システムも装備されていて、ウェポンステーションの重量は武装モジュールの違いにより適宜変化する(75kg~172kg)。
コントロールグループは車内(ファッティグの場合は運転席の後ろ)に取り付けられていて、ディスプレイ、スイッチ、ジョイスティックを備え、武器システムの完全な遠隔操作を可能にしている省コスト化のために部品は積極的に民間品の物をしようしている。
カメラシステムは1,500m先までの目標を識別でき、マウントが武器の反動を約85%吸収することで推定95%の精度を実現し、時速40kmで移動する目標を追跡する能力を持つ。
大容量の弾薬箱は長時間の射撃を可能にし、グレネードランチャーなら96発、23mmは220発、12.7mmは400発、7.62mmは1,000発、5.56mmは1600発の弾薬を搭載できる。

ベトロニクス

当車両に搭載されているレーダーは、敵の装甲車から飛行中のATGMの探知まで、あらゆる種類の目標を補足するために使用されている。レーダー自体はアクティブ防衛システムの一部であるが、GFBCS(フェノスカンディア)との連携を前提に作られているため攻撃的な運用も可能である。

arrogant-1アクティブ防護システム

詳しくはarrogant-1アクティブ防護システム?を参照

火器管制システム

基本的に装甲部分以外はStrv.110の無人砲塔、発展型のStrv.120の物を流用しているためスペックは同等である
火災制御システムは、上記の座標を検出する無線光学手段から目標を発射するためのデータを受信する。
戦車の武器を照準するためにコンピュータは、砲塔に取り付けられた以下のセンサーからのデータを使用する。
  • 衛星測位システム受信機と慣性航法システム→戦車自身の位置を特定
  • ジャイロスコープおよび角度方位センサー
  • 風向・風速センサー
  • 大気センサー
  • 加熱によるバレルの曲がりを検知するセンサー

データリンク

「ネットワーク中心の戦車」であるStrv.110の思想をそのまま受け継いだStrv.120とほぼ同一の戦闘システムを搭載している。、つまり単一戦闘用に設計されているのではなく、1つの戦術データリンク(GFBCS)で異なる戦闘車両のグループと連携し、タクティカルリンク制御システムを介して偵察、目標指定、遠隔制御の機能を実行することが本車両でも可能である。
Strv.120の戦闘システムをほぼ移植したことにより、シェルヴィスクプラットフォーム採用車両と同様の情報量でリアルタイムの運用状況を受信することができ、
一台のシェルヴィスク系車両ではなく、Strv.110、IKV 99B(フェノスカンディア)?Bandkanon 115(フェノスカンディア)?、攻撃ヘリコプターを含むグループ全体で並列演算することにより、火器管制システムのための弾道データを自動的に計算することができるようになる。
当車両は目標の速度ベクトルを計算できるパルスドップラーレーダーを採用しているため、小規模のSAM(自前の概観円形レーダーを持たないが、無線通信で外部目標を指定して制御する装置を装備している)に対して、ヘリコプターや航空機の角度座標を非常に正確に提供してすることができる。
より大規模なクラスの防空システムにとっては、SEADで破壊されるリスクを背負い自前のレーダーを操作して防空システムを構築することを避けることができる。

この砲塔には、自前の偵察レーダーと赤外線照準器を備えているので偵察・目標指定用無人航空機(UAV)を発進させることができる。UAVは赤外線誘導補正装置からのデータを送信し、UAVに内蔵された空中偵察レーダーは電力が通っているケーブル上で飛行するため、車両からの電力供給により無制限に展開することができる。しかし有線であるためUAVの飛行の高さと範囲は50-100mに制限される。

採用

フェノスカンディア地上軍?フェノスカンディア特殊沿岸防備隊?カトラス共和国?軍、B-H自由国連合軍?ネーデルラント軍?等で主に採用されている。
特に開発・製造国のフェノスカンディア連邦共和国本土より距離がかけ離れていて尚且つ大量の数を採用したカトラス共和国?では現地にて車体のライセンス生産及び砲塔の火器管制システム以外の製造、最終組み立ての工程を行っている。

その他設備

ニュース等

ファッティグ統合戦闘プラットフォーム?を採用した車両

  • [[]]:兵員輸送車
  • [[]]:指揮戦闘車

関連項目

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

国際社会・各種データ

国際機関

軍事同盟

国際イベント

各国データ

宇宙

宇宙

人物

人物

その他

歴史・設定

歴史

メンバーのみ編集できます