架空国家を作ろう　第1.1世界線

桜島航空産業は神居都に本拠を置く航空宇宙機器開発業であり、この業種としては世界でトップレベルのシェアを誇っている。主に長距離航空機シリーズであるS‐〇〇シリーズ、長中距離中型航空機シリーズであるS‐〇〇〇シリーズ、そして小型ビジネスジェットシリーズである「SAKURAJIMABISINESJET」を内包しているほか、次世代有人宇宙飛行機X‐7の開発なども行っている。
また、軍事目的の航空機としてKCシリーズやSSシリーズなどを製品化しておりこれらは主に大神国自衛部で使用されている。ミサイルは主に中長距離対空ミサイルの開発を得意とし、現在大神国自衛部で運用されている主な空対空ミサイルは全てこの会社が製造しているものである。
会社の源流は、桜島軍用機製造にたどることができ、第一次世界大戦後の民間機需要の高まりを受けて桜島航空産業へと変移していった。なお、第二次世界大戦でも多くの優秀な輸送機などを製造し続けSC−790は、大神国の前線への人員の輸送網などを支えた。
その後、第二次世界大戦の終戦後は主に民間向けの大型航空機を作るようになった。当時から斬新で運転のしやすいコックピットの配置や疲れにくいシート、静粛性や燃費など様々な用途の大型機や中型の軍用機を製造してきたスキルを民間機へと注ぎ込んだ。当時、一元的に計器類を表示する装置などは非常に画期的なものであった。
しかし、冷戦中には空対空ミサイルや地対空ミサイルの開発を担うようになり、現在ではYPAC-24などの超高性能なミサイルシステムを製造しており、操作や展開のしやすさ、多機能性やエンジンの耐久性等の技術を軍事機器に多くつぎ込んでいる。また、航空機の主要な構造の一つであるセミモノコック構造を民間機に初めて採用したほか、自動高度航法装置などの技術革新を多く起こしている企業である。