架空国家を作ろう　第1.1世界線

フランス領ジブチは、紅海とインド洋を繋ぐアデン湾に面した「アフリカの角」に位置し、この海域は年間を通して船舶が通航する欧州や中東、東アジアを結ぶ海上の重要な要衝である。ジブチの海上輸送セクターには、ジブチ国際港を積地・揚地とする国際海上輸送と、主にタジュラ湾内に点在する港と港を結ぶ国内海上輸送が存在している。

大日本帝国の通商産業省?は、ジブチを第三世界における経済的拠点とするため、「アフリカのシンガポール」と位置づけ、ODAなども含めた開発支援を行った。近年経済発展が著しい新興国が多く、魅力的な市場として日本経済界から評価されているアフリカへの経済的な進出を進めるため、ジブチをアフリカにおける最大の経済拠点とすることを目標に、国やジブチ当局、企業等を含めた整備計画を進めていく。

ジブチ港区が手狭になったことから、それに代わり、西側のドラレ新港区に石油ターミナル、コンテナターミナルを整備する計画を立案。ジブチの国際港湾機能をドラレ新港区に2025年までに移設する計画を立てた。
TBPの取り組みや日土仏の包括的な経済的枠組みの取り組みの成果もあり、これまで以上にジブチにおける貨物量が増加する見込みであり、海上輸送能力・港湾能力を向上するために、ドラレ新港区を拡張するとともに、新たな産業インフラを整備し、アフリカにおける拠点性を高める。

日本やオスマン、フランスなどの多くのファンドの融資を受け、設計会社は日本の鍵山建築設計、施工は日本の喜連川建設、満州の大同建設で、ハーバーマスター、沿岸警備隊、検疫、税関の事務所棟も整備される予定である。

国際市場としてのアフリカ、周辺の西アジア(オスマン帝国)の重要性が高まる中、アフリカの拠点としての機能を強めるために、各種企業を中心として、ジブチに各種産業の集積拠点を設置する。
金融業、石油化学産業、エレクトロニクス産業、医薬品産業、航空関連産業など、多くの産業の物流拠点、生産拠点としての機能を高め、アフリカ最大の地域統括拠点として、開発を進める。
消費市場としても開発を進め、小売業、飲食業といった各種サービス業の進出を進める。

TBPの一環として自由に企業が進出し、経済活動の拠点とするために、ジブチ経済特区の指定をフランス政府に交渉中である。

三村商事?の100%子会社であるMimura Gas Network(MGN)が、ジブチに設立された。三村商事の海外ネットワークを活用し、三村商事エクイティLNGの販売、新興国におけるLNG市場開発、トレーディングを通じたエクイティLNG販売の最適化、LNG船舶事業の4つを軸とする事業を国際規模で展開しており、三村商事のLNGバリューチェーンの構築に努めている。また、ジブチの貿易拠点としての開発・整備も行っている。

また、石油化学産業部門では、タジュラ湾に人工島を建造し、石油化学コンビナートを設置した。原油産地であるオスマン帝国にも近く、パイプライン、排水処理施設、貯蔵タンクが設けられ、ジブチでの石油化学産業事業を展開している。

三村重工業は、航空部門でジブチに工場を設けている。航空関連産業集積拠点を設立し、航空機エンジンや組み立て施設、テスト施設などがある。周辺には航空関連産業の関連企業も多くあり、関連企業との連携を強め、ジブチをアフリカでの三村重工業の拠点に位置づけている。

東洋電子は、オスマンやフランスなどの欧州方面への再輸出のためにジブチに拠点工場を置いている。各種産業機器の製造を行っている。

サービス業部門では、アフリカの拠点、アフリカの入り口と位置づけ、アフリカ第一号店を出店する企業が多い。

観音寺銀行グループは、2006年にアフリカ統括会社をジブチに設立した。ジブチのみならず、アフリカ全域の開発投資を担当し、新興市場であるアフリカの金融業界の一角を担う。

三越がアフリカの第1号店であるジブチ店を開店させた。近年のジブチの経済発展に伴い、三越の売上も上昇した。ジブチの消費市場形態に合わせた事業展開を進め、更なる事業拡大に取り組む。

コンビニエンスストアチェーンであるミムラマートが、アフリカ第1号店を出店した。ジブチ地域内にて52店舗が出店している。今後のジブチの更なる消費拡大に伴い、店舗を拡大していく。